ZOIDS ゼンマイ仕様

旧トミーが展開していた「メカ生体ゾイド」シリーズのご紹介。
コチラはギミックにゼンマイを使用した小型ゾイドです。



ガイロス帝国(ゼネバス帝国) モルガ(昆虫型)
ご存じ、ゼンマイタイプのゾイドの中でもそのリアルな動きが人気の名機。コチラはアニメ放送開始に合わせてリリースした復刻版です。
芋虫をモチーフにした機体で、突撃型ゾイドです。
頭部を覆う装甲が非常に堅牢で、それを生かした突進攻撃が得意。
コクピットが強固な装甲で覆われている為パイロットの生存性が高く、汎用性も高い為初期に開発されたゾイドながら、兵士達に長く愛された機体ですね。
アニメでは無印「ゾイド」の序盤から登場。名の通ったパイロットが乗りこんだりはしていませんが、帝国軍の主力として地味に活躍しています。
ロッソ脱獄&ルドルフ誘拐の際はデザルトアルコバレーノが運用し活躍。「ジェネシス」には無敵団の機体として大型砲搭載のキャノニアーが活躍してます。

コレはアニメ放送開始に合わせて復刻したもの。
中央部の車輪の軸が偏芯していて、それがクネクネとした動きを実現させています。
旧シリーズでもかなり初期にリリースされていたキットですが、ギミックに関しては後発のものに負けず劣らずの完成度ですよ。

実は2003年に行われた「大ゾイド博」にて1/1モデルが作られており、現在でも栃木県の道の駅みぶ内にある壬生おもちゃ博物館にて見る事が出来ます。




ゼネバス帝国 マルダー(カタツムリ型)
旧帝国が初期に開発したゾイドで、移動トーチカの様なゾイド。残念ながらアニメ未登場です。
小型ゾイドながら機体重量があり、機動性が劣悪。但し豊富な武器により砲撃戦や対空防御を得意とし、主に後方からの火力支援を担当していました。
殻の部分がアチコチ展開して砲座になるのが特徴。正面の砲にはスプリングによるミサイル発射ギミックもあったりとかなり遊べるゾイドなのです。
身体を伸縮させながらよちよちと動くギミックが何とも愛らしい機体なのですよ。
復刻もしてませんし当然アニメにも登場してませんが、「/0」でチームブリッツの住居件基地として活躍したホバーカーゴの原型だったりします。

ちなみにコレは今となっては貴重な旧シリーズのキット。
何を隠そう小学生時代に私が愛機としていたゾイドで、思い入れの深い逸品。もうね、大好き。(笑)




ヘリック共和国 ゴドス(恐竜型)
コチラもアニメ復刻版。
初期の共和国主力ゾイド。小型ゴジュラスの異名の通り格闘戦を得意としており、キックが得意技。初期シリーズ最強の小型ゾイドです。
攻撃型のゾイドで攻撃力が高い一方、防御力はイマイチで、共和国で最も多い機体ながら損耗率も高い機体となっています。
旧シリーズでは頭部パーツが二種類あり、共和国小型ゾイド標準仕様のものと、写真のこのタイプが選べる仕様でした。
アニメでは「無印」の序盤から登場。目立つ活躍は無かったですが、レイブンが搭乗した際は基地を単機で壊滅に追いやる凄まじい強さを発揮しました。
「/0」以降ではガンスナイパーにポジションを奪われてしまった印象で、チョイ役とかでしか見かけなくなってしまいます。




ガイロス帝国(ゼネバス帝国) イグアン(イグアノドン型)
帝国がゴドスを参考にして開発した汎用ゾイド。ゴドスを参考にした、というだけあって見比べると供用パーツが多いですね。
歩行ギミックもまるっきり一緒だったりします。
ただそこは帝国らしく、格闘戦より火力重視となっており、後発の分装甲や機動性といった面でゴドスを上回っている機体との事。
イグアンといえば思い出深いのが旧バトルストーリーにあったフロスト中尉の空飛ぶイグアン。
プテラスの翼を移植したりと大規模な改造が施された空挺部隊仕様機が命がけで帝国主力部隊の侵攻ルートを確保する、というシーンは旧ゾイドファンなら覚えている人も多いんじゃないでしょうか。
残念ながらアニメには未登場です。




ヘリック共和国 パリゲーター(ワニ型)
共和国の水陸両用ゾイド。これも復刻版です。
実際のワニと同様にバイトファングの威力は絶大で、噛み付いて水中に引きずり込む戦術を得意としていた機体。
…ただ、キットでは口を開けるとコックピットになっているので浸水が大変心配な仕様だったりします。(笑)
バトルストーリーではウルトラサウルス登場までは唯一の海軍兵力であり、各地で苦闘を繰り広げた名機です。
ギミックも秀逸で、普通の四足歩行なのですが動きが非常にスムーズなのが特徴。
こういっちゃあなんですが、旧シリーズにあった歩行ギミックのリアリティが新シリーズではおざなりになってしまっていたのが残念ですね。
コレもアニメには未登場です。特徴ある機体なので惜しいですね。




ヘリック共和国 ステルスパイパー(ヘビ型)
コレも復刻版。新シリーズの復刻版には旧シリーズから機体名称が変更されたものが何点かあるんですが、コレもその一体。旧名称はスネークスです。
コレもギミックが秀逸なキットで、身体をクネクネさせながら車輪で走ります。
バトルストーリーではトンネルを掘っての奇襲攻撃を得意とした機体で、そこかしこで地味に活躍していた機体です。
アニメでは無印でヒルツ配下の男が使用していた他、「/0」ではチームチャンプのオカマロボット・ベンジャミンが愛用していたのが印象的でした。
ちなみにアニメではコマンドウルフに乗っているアーバイン、漫画版では野良ゾイドから改造した本機を愛用しています。




ヘリック共和国 プテラス(翼竜型)

コレも復刻版。マグネッサーシステムによるVTOL機能を持ち、量産が出来ないサラマンダーの穴を埋める形で開発された機体。
レイノスの登場まで長きに渡って共和国の主力戦闘機として活躍しました。
ボマーユニットという専用のカスタムパーツもリリースされてました。
アニメでも「無印」では偵察や戦闘と地味に活躍。「/0」ではレイノスへの乗り換え前にジェミーがボマーユニット付きの本機を使ってました。
でもアニメでの活躍と言えば、やっぱりハーマン大尉が乗る都度撃墜されていたのが印象的でしょうか。(笑)

…実は私、この機体にはあんまり思い入れが無く、実はフロスト中尉のイグアンを作ろうと購入したものの改造が難しそうなのでそのまま組んだ、という経緯があったりして。(苦笑)




ヘリック共和国 「妄想戦記」限定 バスタートータス(カメ型)

カノントータスに大口径ビームキャノンユニットを装着した機体で、webコミック「妄想戦記」と連動した限定品です。
劇中ではベテラン狙撃兵バスター・アイソップが駆り、息子ピーターらが駆るミラージュライガーの窮地を救う活躍を見せるも、その際機体は大破してしまいます。
内容は、成形色を変更したカノントータス+カスタマイズパーツの構成ですが、価格は若干高めだったかと。
ギミックは頭を出し入れしながらのろのろ歩く…というものなのですが、ビームキャノンが重いのか動きは若干渋くなってしまってます。
ちなみに元のカノントータスは「大惨事」でも記事を書いている「ゾイドバトルストーリー」を執筆した(という事になっている)共和国の退役軍人で戦史研究家、ロイ・ジー・トーマス元大尉の愛機だったりします。

…トータスはやっぱりダークグリーンの方がカッコイイかなぁ…。




ヘリック共和国 ガンスナイパー(ベロキラプトル型)

新シリーズの小型ゾイドの代表格で、ゴドスの後継機的存在で、オーガノイドシステムを限定的に搭載している為従来の小型ゾイドとは比較にならない高性能機となった、という設定です。
ただ、格闘戦が得意なゴドスに対し、コチラのガンスナイパーは射撃戦…それも尻尾のスナイパーライフルによる狙撃が得意な機体になっちゃってます。
この辺のゾイドですとバトルストーリーよりアニメでの活躍の方が印象的ですかね。
「無印」ではガーディアンフォース編から登場。ドーセットの機体が特殊徹甲弾を用いてブレードライガーのシールドを打ち破ったのが印象的。「/0」ではカスタマイズパーツをゴテゴテと取り付けた機体に乗る他、ライバルキャラのナオミが本機の特色を最大限に生かした狙撃特化タイプとして活躍してますね。

ただ、このゾイドは新シリーズでも有数の「品質の悪さが目立つゾイド」でした。プラは肉厚で重くなっているせいで歩行ギミックに支障が出ていたり、組み立て済みのミサイルポットのハッチが開かなかったり、モールドが潰れていたりと散々なものでした。ゼンマイの竜頭が無くなって背部のイオンブースターが治具になる等良いアイデアは多かったんですが、悪名高いキットになってしまっていた印象ばかり記憶に残ってます。




ガイロス帝国 レブラブター(ベロキラプトル型)

ガンスナイパーと同様限定的にオーガノイドシステムを採用した新世代の小型ゾイドで、コチラは帝国が開発した機体。
ガンスナイパーとは対照的に、格闘戦に特化した仕様で、専用カスタマイズパーツもパイルバンカーユニットと近接戦闘に特化したものになってます。
アニメでは基本やられ役として登場してますが、個人的には結構ツボなデザインだったりします。凶悪で良いですよね、面構えとか。
タイトルは失念しましたが、ゾイドの対戦型アクションゲームでは汎用の小型ゾイドでありながら「最強」という呼び声が挙がっていた機体でもあります。

ギミックもガンスナイパー程は品質も酷くないのでそこそこ安定してますが、コクピットハッチにパイロットがめり込んでしまい、ハッチを開けるとパイロットがいなくなってしまうという現象が起きるキットに。復刻版も総じてですが、金型が悪いのか何なのかこの辺のゾイドをリリースしていた時期が質的に最も悪かった気がしますね。




ガイロス帝国(ゼネバス帝国) サイカーチス(ビートル型)

低速飛行からの対地攻撃を得意とする、現用兵器に当てはめるならば攻撃ヘリ的なポジションの機体。
ライバルのダブルソーダと同様コックピットがオープントップなのが特徴ですね。
ダブルソーダとは違いアニメにも未登場。復刻再販時もいつも売れ残っていた印象。人気ないのかなぁ…。
個人的には新シリーズ中盤以降のライオンとティラノばっかりになってた状況の方が嫌でしたけどね。

ちなみにギミックは実は4本脚歩行だったりします。



ガイロス帝国 シュトルヒ ディアントラーパーツ装着(始祖鳥型)

戦車の照準の際に使う角度の単位ではありません。(笑)
元々はプテラスのライバル機としてリリースされていた旧ゼネバスの飛行ゾイドですが、復刻した際の設定では「低空での機動性はレイノスより上」とかなり戦闘力が盛られた機体です。
写真のコレにはBLOXのディアントラーのパーツを組み込んだカスタムタイプで、公式の改造例を再現したものです。
何でも、無人キメラであるフライシザース等を統率する為の機体なんだとか。
元々はコクピットが頭部にあったんですが、コレは背部に移動していて、SAMバードミサイルがオミットされてしまってます。この武装、シュトルヒのキモだったんだけどなぁ…。


以降は大型ゼンマイ使用ゾイドですよ。



ヘリック共和国 ベアファイター(クマ型)

共和国の誇る汎用歩兵ゾイドで、重装甲ながら機動性にも富んだ機体。最大の特徴は4足歩行から2足歩行へのモード切り替えですね。
機動力に富む4足形態で敵陣深く切り込み、2足形態での高い格闘能力で敵を粉砕する、という強力な機体です。
クマというモチーフを最大限に活かしており、キットでもこの様にモードチェンジが可能。勿論どちらの状態でも歩行ギミックは生きています。
ちなみにコレは、確かコロコロだかボンボンの誌上限定販売か何かの復刻版。
「ジェネシス」ではバンブリアンに転生してしまいましたが、やっぱり本家ベアファイターの方がカッコ良いですよね。
復刻しなかったものもありますが、大型ゼンマイ仕様のゾイドは名作揃いなんですよ。

基本帝国派な私ですが、ディパイソンと並ぶ大好きな共和国ゾイドです。




ヘリック共和国 コマンドウルフ(オオカミ型)

ご存じ、アニメでも大活躍の共和国が誇る高速戦闘用ゾイドで、中型ゾイドの中でもトップクラスの人気を誇ります。
高速戦闘は勿論、小回りがきき非常に扱い易いゾイドとされており、長きに渡って一線で活躍する共和国屈指の名機として知られます。
そんな訳でリリースされたキットバリエーションが段違いに多いゾイドでもあります。
更に探査能力が高いのが特徴で、背中のビームキャノンはビークルにもなっており分離、単独行動が可能になってます。
アニメでは「無印」のアーバインが専用カスタム機を相棒としていた他、カスタマイズパーツを組み込んだアタックカスタムに「/0」のバラッドや「フューザーズ」のマスクマンが搭乗してます。
「無印」の主人公・バンの親父の愛機でもあり、ジーグの名前の元ネタだったりします。

キットでは基本のギミックは単純な4足歩行ですが、コマンドウルフ独自の変速ギミックがあります。コレは首を左の写真の様に下げるとゼンマイに重りによる負荷がかかる様になっていて、歩行速度が落ちるというモノ。シンプルですが、良いアイデアですよね。




ガイロス帝国(ゼネバス帝国) レドラー(ドラゴン型)

帝国の誇る高速飛行ゾイドで、架空の動物をモチーフにした初のゾイドです。
高空での機動性と空中格闘戦に重きを置き過ぎた為に基本装備として火器を持たない非常に割り切った仕様なのが特徴。
プテラスやサラマンダーの様な穴開きウイングではなく、半透明の鋭利な翼が印象的な機体ですね。
ちなみに旧シリーズでは真紅のボディカラーだったのが、復刻盤では紫に変更されています。
アニメでは「無印」の序盤、デザルトアルコバレーノ時代のヴィオーラが愛用しており、アーラ・バローネの紫仮面となってからも、この機体を撃墜する事に葛藤があった様です。




ガイロス帝国(ゼネバス帝国) ウオディック(魚型)

帝国の誇る潜水艦タイプのゾイドで、最強の海戦ゾイドとの呼び声高い名機。
水中での高い機動性に加え、口腔内のソニックブラスターと背部ミサイルランチャーにより火力も充分と正に海の王者といえる機体で、バトルストーリーでもウルトラサウルス艦隊を雷撃して大打撃を与えたりと大活躍しています。但し、一応短時間ならば陸上での活動も可能とはなっていますが、陸上ではとても戦力として期待出来ないんだそうで。
アニメでは「/0」に登場。バックドラフト団お抱えのチームフウマがチームブリッツ戦にて使用。何と、「トレマーズ」のグラボイズよろしく砂漠を泳ぎ回り、チームブリッツを大いに苦戦させました。

ちなみにキットはひれを足代わりにした歩行ギミックに連動して尻尾を振るのですが、背部の推進ユニットの発泡スチロールが仕込んであるので水の中に浮かせると尻尾を推力として泳ぐという非常に楽しいゾイドなのです。但し、泳がせた場合は分解してゼンマイを乾燥&注油しないと錆びて動かなくなってしまいます。

このウオディック、私がトップクラスに好きなゾイドの一つなのです。



ヘリック共和国 アロザウラー(アロサウルス型)

共和国がゴドスの後継機として開発した汎用歩兵ゾイド。
共和国軍の主力として活躍したという設定だけあり、ファミコンソフト「ゾイド2ゼネバスの逆襲」でも最新兵器として主人公に与えられる最初の搭乗機となります。
新シリーズではゴジュラスギガの護衛機として設定され、アニメ「フューザーズ」でも同様の描写をされていたとか。

ゼンマイゾイドながら歩行ギミックが膝と足首が連動して動いたり、口の開閉も連動したりと電動ゾイドにもひけをとらない凝りっぷりなのが特徴です。




ガイロス帝国 ザバット(コウモリ型)

ザバッと参上、ザバッと解決…というのはさておいて、BLOX以前のゾイドでは珍しい無人の急降下爆撃機タイプゾイド。
無人機故パイロットの安全を無視した機動や攻撃が可能な為、高い爆撃命中率を誇る機体とされています。
有人仕様の機体もあり、コチラは偵察等に用いられています。
本機はやはりバトルストーリーよりアニメでの活躍が印象的かも。「/0」ではバックドラフト団所属機として登場。無人機が多数搭乗した他、ピアスの乗った有人機仕様がジェミーのレイノスと熱いドッグファイトを見せています。「ジェネシス」でもソラシティの防衛用無人機として登場してるんだそうで。

で、実はザバットは無動力のゾイドで本体には歩行等のギミックがありません。但し、腹部に抱えホーミングボムがプルバックゼンマイにより走行可能になっているという珍しいゾイド。
コウモリらしく逆さにぶら下がってディスプレイ出来るスタンドが付属するのも面白いキットですね。


以上、小型ゾイドコレクションでした。
実は、3.11の震災前には他にも何個かあったんですけどねぇ…残念。


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