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1/144 戦車コレクション その6 日本の戦車達

…と、言う事で第6弾として日本の戦車。
戦前、戦後両方あります。



アトリエインフィニティ―製ガレージキット 八九式中戦車 オリーブドラブ
日本初の国産正式採用戦車で、「ガールズ&パンツァー」のバレー部の搭乗車両…通称「はっきゅん」としてあまりにも有名。
只でさえ非力な大洗初期戦力でも群を抜いて低スペックな戦車ですが、それもその筈開発されたのは1920年代後半です。
「ガルパン」作中では火力がない分軽快に走り回って偵察や牽制…というか挑発に活躍していましたが、実際には整地でも30kmまで出ない戦車です。
でも土浦にある陸自がレストアした本車は割と軽快に走っている風に見えますね。
恐らく、劇中の八九式の内部は徹底的にイジッてるんじゃないかと。
世界に先駆けて空冷ディーゼルを搭載した戦車でもありますね。



アトリエインフィニティ―製ガレージキット 九七式中戦車 黄帯迷彩
通称「チハたん」として人気の旧軍主力戦車。靖国神社に展示されているのもコレです。
鉢巻みたいなアンテナが印象的で、作家の司馬遼太郎氏が戦中乗っていた事でも知られています。
司馬氏は運転が下手でしょっちゅうエンストしていたとかなんとか。
開発された直後は同世代の初期タイプの3号戦車とかと同じ位のスペックでしたが、コチラはそれ以後新砲塔に変わった位で目立った改良はされませんでした。
そんな訳で、太平洋戦線ではドイツの猛獣にカモ扱いされていたシャーマンに太刀打ちできませんでした。
戦後、自衛隊が島国の割に立派な戦車を自主開発して持ちたがるのは太平洋戦争のトラウマが原因なのかもしれませんね。



アトリエインフィニティ―製ガレージキット 九五式重戦車(二号車以降) 黄帯迷彩
旧軍の重戦車…といってもティーガー的なモノではなく多砲塔戦車です。1935年に正式化はしましたが、量産はされなかったそうです。



アトリエインフィニティ―製ガレージキット 三式中戦車 ダークグリーン
出オチだったアリクイさんチームの車両で、劇中この戦車が置かれていたシチュエーションは、現実での土浦の武器学校に保存されている状態にクリソツだったりします。
スペック上ではシャーマンともまともに渡り合える戦車だった様ですが、本土決戦の為に戦地には送られずに終戦を迎えています。
劇場版では本車とアリクイさんチームの活躍はあるんですかねぇ。知波単学園の隊長・西さんとチハの登場がアナウンスされているので、旧軍繋がりで三式の活躍も見込めるんじゃないかな、と期待してます。


アトリエインフィニティ―製ガレージキット 九二式重装甲車 黄帯迷彩
装甲車とありますが装輪式ではなく無限軌道の車両であり、実際は豆タンク的な位置づけの車両。
戦車を運用していた歩兵部隊向けではなく騎兵部隊向けとして開発された為、歩兵課に管轄を主張されないよう装甲車名義にしているそうで。
MP-5を警察や自衛隊で短機関銃ではなく機関けん銃と呼ぶのと一緒ですね。



アトリエインフィニティ―製ガレージキット 100t戦車 3色迷彩
モノンハン後に極秘…というより正規の手続き無しで開発がスタートされたと言われる重戦車。
九五式重戦車を拡大した様な設計だったと言われている様ですが、試作されたものの結局実戦投入は困難とされ、試作車はバーナーで解体され設計図も燃やされたんだそうで。
そういう事で、本車は実在したものではなく、「こんな感じだったのでは?」というアトリエインフィニティ―さんの想像によるものだったりします。



自衛隊コレクションシリーズ 10式戦車
旧式化した74式の代替として開発され、配備が進む最新鋭戦車、ご存じ"じゅっしき"でも"いちぜろしき"でもない"ひとまるしき"です。
対機甲戦は勿論、対ゲリラコマンドも考慮した戦車で、世界各国の戦車が大型化、重量増大する中、小型、軽量化をした日本らしい戦車ですね。
最新のC4Iシステムを搭載する他、発射薬や飛翔体の構造を最適化した純国産120mm滑腔砲、スラロームしながら標的に命中させられる高度な射撃管制装置等、正に最先端な車両になっています。
このキット、主砲がゴム製なので曲がるのが難点。



ワールドタンクミュージアム 大戦略エディション 90式戦車 2色迷彩
我らが自衛隊の誇る第三世代のMBTで、個人的に非常にお気に入りの車両だったりします。
発表当初は田中芳樹氏の小説で、「90式は底面装甲が岩石で破られる」なんて書かれてしまったのを始め、

 ・重過ぎて国内の橋を渡れない
 ・大き過ぎるので北海道でしか運用できない
 ・調達費が他の戦車に比べバカ高い


なんてデマのせいで国内での評価が低かった戦車です。
もっとも「創竜伝」での描写は90式が正式に配備される前の開発段階の話でして、採用後の呼称が恐らく89式になると踏んで、架空の自衛隊車両として実在しないよう一個番号をずらして90式とした所、採用が伸びて一年後となり現実の新戦車の呼称も90式になってしまった為に、小説内での描写が事実として勘違いされて誤解に拍車がかかった…というのが真相っぽいです。
でも、現実ではアメリカのヤキマ演習場でNATOの戦車射撃競技に陸自の90式がお呼ばれした事があり、全ターゲット中外したのは1発だけで、何と2位に大差をつけて優勝しています。しかも、表彰式を兼ねた打ち上げの席で90式のクルーは「後1発当てられたのに」と悔し涙を流していたんだとか。自衛隊のスゴイエピソードの一つですね。

特撮やアニメでの露出もあくまで背景レベルの事が多いですが、結構見かけます。「ブルーシード」のオープニングの、♪蒼い〜蒼い時が溶け出した〜の所で列をなして進む姿とかが印象的です。



ワールドタンクミュージアム04 61式戦車 2色迷彩
T字型のマズルブレーキが印象的な、戦後初の国産戦車です。
61式なのに主砲が二連装じゃない、という人はガンダムオタをこじらせ過ぎです。
国内の鉄道輸送を考慮して車幅が制限されており、それを満たす為にスペースが上に還元されているので平べったい74式以降の戦車に比べるとノッポですね。
昔の怪獣映画とかでやられ役として「ゴジラ」シリーズや「ウルトラマン」シリーズでやられ役として出演していた戦車として有名です。
戦車の車台に恐竜の着ぐるみを乗せただけ、というシュールなデザインで人気の恐竜戦車の車台もコレ。
宮沢りえさんも出ていた「ぼくらの七日間戦争」にも登場しますが、アレは実はレプリカなんだそうで。
ただ操縦は難しく高い技術が必要とされ、特にギアチェンジはちょっとでも回転数が合わないとレバーが跳ね返って戻されてしまう為、熟練の操縦手は操縦の際腕時計を右腕につけ直すんだとか。(戻されたレバーで壊れちゃう為)
戦後第一世代でもう陸自でも退役してしまった61式戦車ですか、実は加速性能は第三世代並なんですよ。



ワールドタンクミュージアム04 61式戦車 単色迷彩



ワールドタンクミュージアム04 74式戦車 2色迷彩
74式戦車は低い車高と流麗なフォルムで大変に人気の高い戦車です。
最新の10式はこの74式の代替えで、最近イージス艦の建造やミサイル防衛システムの強化の為に陸自の戦車の定数が削減される…と決まってしまったので今後退役が進んでいく事でしょう。「ガールズ&パンツァー」でも秋山殿の部屋に飾っていた父親との写真(パンチパーマの頃の)の背景にあるのもコレで、大洗町の祭りでも展示された事もありますね。
国内での運用に特化した戦車で車高は極限まで低くされ、油圧により姿勢を前後左右に傾斜させられるので待ち伏せ兵器としては非常に優秀です。
61式と同じく特撮等にも登場しますが、コレはタイヨー(現:京商エッグ)のトイラジコンを使っているケースが多かったりします。
「エルフを狩るモノたち」でも主人公達の足として登場してますね。



ワールドタンクミュージアム 大戦略エディション 74式戦車(ドーザーブレードつき) 2色迷彩
コチラはドーザーブレードを装備したバージョン。



ワールドタンクミュージアム04 87式自走高射機関砲 2色迷彩
陸自の誇る対空戦闘車両。
ドイツのゲパルトをモデルにしており、高度なレーダーを装備しておりまして、その調達価格は一両15億と言われ、未だ共産党のHPに槍玉に挙げられている90式の調達価格より高額。
それ故か現在では生産終了。
搭載された機関砲は非常に優秀なれど、射程は本車が対処すべき攻撃ヘリや航空機のミサイル等より劣っているので実用性もビミョーと評されている向きもあるんだとか。
ちなみに自衛隊での愛称の一つに「ガンタンク」ってのがあるそうで。



ワールドタンクミュージアム04 60式自走106mm無反動砲 2色迷彩
戦後初になる国産の装甲戦闘車両がこの60式自走無反動砲です。
戦前から歩兵支援用の小型戦車を豆戦車と呼んでいて、その流れからか本社にも"マメタン"なる愛らしいニックネームがつけられており、その名の通り超小型戦闘車両。
何と全高1.38m…小学校五年生の男子の平均身長とほぼ同じという低さで、そのちっちゃさからファンが多い車両でもあります。
ちなみに愛称のみならず、技術的な面でも戦中の技術の応用で設計されているそうで。
装備している主砲は106mm無反動砲2本。無反動砲というのは弾丸を射出する反対方向に発射に必要な量と同等のガスを噴射させて反動を抑制するというモノで、大量の火薬を必要とする代わりに砲自体は小型化出来るメリットがあります。但し発射と同時に砲の後ろから発生するバックブラストで一発撃ったら位置がモロバレになってしまう上、次弾装填にも時間がかかってしまう致命的な欠点があり、一射目を外しても二射目で必殺…という事で2連装になってるんだとか。
ちなみに現在は61式と同様全車退役しています。



陸上自衛隊装備大全 第壱弾 75式自走155mm榴弾砲
陸自の自走砲。ぱっと見第二次大戦期のドイツの自走砲や駆逐戦車…例えばフンメルとかエレファントといったモノに似た形状ですが、コチラは無砲塔ではなく旋回砲塔で、ましてやオープントップでもありません。既に99式自走榴弾砲という後継車が配備開始していることもあってか、基本自衛隊の退役間近or型落ち兵器が多く登場する「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」の原作版に登場して龍を撃破する活躍を見せています。でも基本的に戦車ではなく支援車両なのでメディア等での露出は少ないかも知れません。
見た目は凄くカッコ良い車両なんですけどね。
ちなみにコレが初の「陸自装備大全」ですが、見ての通り台座が付属しているのでジオラマ風のヴィネットとして飾る事が出来ます。
砲身も動かせます。



自衛隊名鑑vol.1 73式大型トラック
災害派遣なんかでもよく見かける汎用トラック。
高速道路なんかでも中に隊員さんを乗せて走ってる姿を良く見かけますね。
ちなみに製造するのは大型トラックでお馴染みのいすゞ自動車。
現在はフロント周りのデザインが異なる新型が配備されています。



自衛隊名鑑vol.1 73式3トン半燃料タンク車
コチラは73式トラックのタンクローリー。
このシリーズ、レジン等は無くプラ&軟質プラ製で、シャーシは共通。
ディテールは良いんですが、無接着で組み立てられているのですぐばらけるのが難点。
私のは接着してしまいました。
ちなみに、ランナーパーツでサイドミラーがつきますが、今回は壊れそうなのでつけてません。


自衛隊制式装備 高機動車&120mmモーター
高速道路等でも割と良く見かけ、自衛隊が登場する映画やアニメなんかでもよく見かける車両。
「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」でも伊丹達の足として活躍していますね。
米軍のハンヴィーにクリソツですが、開発はトヨタ、製造は日野自動車という国産車です。
コレの民間仕様が生産停止されたトヨタのメガクルーザーです。


余談ですが…「戦車不要論」ってのがあります。
日本は島国なんだから上陸された時点で終わり。だったら高い金出して戦車作るより海自や空自に資金回した方がいい、的な奴です。
でも、幾ら海上封鎖しようと航空優勢を確保しようと、最終的に占領ってのは地上部隊が行う訳でね、海自、空自を突破しても90式なり10式なりの強力な戦車を持つ戦力が残っている、というのは攻める側にしてみれば多大なプレッシャーになるわけです。
航空優勢を確保していなければ対装甲車両として攻撃ヘリを運用する事は難しいので、敵国が陸自の戦車に対抗する為にはそれと同じかそれ以上の戦車を上陸させねばならなくなります。でも戦車ってのはクソ重い訳で、大量の戦車や兵士、食料や弾薬、資材を運ぶには相応の輸送船団を組む必要があり、そうなったら当然それを守る護衛艦や航空兵力が必要になる訳です。そんな状態で海自、空自の戦力を突破するってのは難しいですよね。
つまり、日本が優秀な戦車を持っている、という事実だけでも充分抑止力に繋がるのですな。
だったら攻撃ヘリの配備数を増やした方が…という人もいるかも知れませんが、攻撃ヘリは戦車とは比較にならない程歩兵の攻撃に対し脆弱で、開発費や運用コストも高額になります。
しかも戦車とは違って歩兵とそこに留まっている事が出来ませんから、拠点等の防衛には不向きでしょう。
それ以前に、もし…万が一敵が上陸してきて国土が戦場となって、もういつ敵に襲われて殺されちゃうか分からない状況になったとします。
そんな時、自分達を守ってくれるのが歩兵だけ…って状況よりも、デカくて強い戦車があった方が安心ですよね?

日本じゃないんですが、実際に戦車不要論を実践して痛い目にあった国があります。戦車不要論で戦車を全廃したカナダが、占領後のイラクで武装蜂起したゲリラを即応性に優れる装甲車のみで対処しようとした所、RPGや地雷…はてまた即席の爆弾等で撃破され撃退される…という事が起き、結局あわててレオパルト2を買った、なんて話があるんですよ。


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