ヘンロン ZTZ99A (BB弾発射仕様)



さて、今回は最近色々ときな臭い感じのする中国の3.5世代MBTであるZTZ-99Aこと99式改主力戦車です。
ソ連から供与されたT-54を59式戦車としてライセンス生産してそれを改良していったのですが、3世代戦車に関しては1970年代から研究されていたんだとか。
ただ、文革による技術後退があった上、国産か、レオパルト2の輸入か、メルカバベースの西側技術か、T-72ベースの東側技術か…という派閥対立等で開発は開発は遅れに遅れてしまう事に。
本格的な開発は1989年にもなってからとなり、1998年にようやくZTZ-98こと98式主力戦車…後に改称され99式が登場となります。
今回のコレはそのZTZ-99の改良型であるZTZ-99Aです。
追加装備された爆発反応装甲や改良されたエンジンや暗視装置、戦術データリンクや独自のアクティブ防御システムなど、様々なハイテクが盛り込まれていますが、変速機はマニュアルでロシア系の現用戦車と同様超信地旋回が出来なかったりします。(このラジコンは出来ますけどね)それと、調達価格が高額な為、数で押す、的な印象のある中国軍にありながら、自衛隊の90式より少ない数しか配備されていないんだとか。

…まぁ、ヘンロンの1/16戦車シリーズでも日本ではあんまり売れなかった車両の筆頭でしょうね。
戦車モノの人気はやっぱりなんだかんだ言っても第二次大戦モノが高い訳で、現用MBTでもわざわざレオパルト2やエイブラムスといった有名どころを避けてコレ…ですからねぇ。
そんな訳で、私も実は半ば勢いで購入した戦車なんですが、いやいやコレがどうして…意外とカッコ良いんじゃないか?と思わせてくれる奴でして。
ディテールも割と細かくて、ヘンロンも自国戦車だから張り切って作ったんですかね。
マイナーであったりヘンテコな戦車大好きな私のツボを擽る憎い奴です。



横から

横からだと分かりにくいですが、今回もクリアオレンジとスモークブラックをそれっぽく吹いた後にトップコートを吹いてます。
ノーマル状態ですと、迷彩の白っぽい部分はもっと白っぽくなってます。
実はクリアオレンジ吹いた段階で雨が降ってきて、水滴で変なまだら模様になってしまったのを手持ちのMr.カラーやウェザリングマスター等で誤魔化してます。(苦笑)
結構ムラとか目立っちゃうかと思いましたが、トップコート吹くと案外目立たなくなりますね。
恐らくベースとなったのであろうT-72の様な極端に低い車体と、車体の長さの割に小型な砲塔、という組み合わせですが部分部分で西側の手法が取られているので面白いスタイルになってますね。



前から

ロシア系戦車と同じく砲腔内発射式ミサイルの運用能力を持つ50口径125mm滑腔砲がやたら長くてド迫力ですね。
車体前部のタイル状の爆発反応装甲と、レオパルトの様な楔方の砲塔前面の増加装甲が特徴的。
砲手ハッチ後ろにあるのがアクティブレーザー防御システム。
敵車両や対戦車ミサイル、戦闘ヘリからの測距、照準レーザーを検知して警告を発し、攪乱レーザーを発射して攻撃を防ぐシステムなんだとか。
主砲右のセンサーや砲塔のカメラはガンプラ作ってた頃に買って使わなかったガンダムマーカーのメタリックブルーで塗装。
シールが付属するんですが、いつもの最後に透明フィルムを剥がすタイプなので貼りにくそうなので塗装処理してます。
それと、対空機銃を組み立てる際にパーツの合いが非常に悪く、難儀しましたね。



後ろから

ドラム缶ラックの基部がなんだかグラグラなのが難点な後部。
テールランプは組立パーツになっていて、金属の端子を差し込むんですが、何だか左側だけ接触が悪い様でちょっとした事で点灯しなくなってしまいます。
一回接続部見てやんないと駄目かも。ZTZ-99の場合、端子が逆になっててクロスさせないと光らないロットもあったとの事。うーん、相変わらずの品質です。(苦笑)
ZTZ-99Aの後部はやっぱりロシア戦車っぽいですね。
西側戦車の後ろ側って割とシンプルなイメージと違って、コレは情報量が多いのでカッコ良いかと。
何だか砲塔上のメカの配置がメタルマックスっぽい気がして結構気にいってしまいました。
穴1に大砲、穴2に機銃、穴3に迎撃SEって感じでしょうか。
ドラム缶に関しては後述、という事で。



上から

取り敢えず、当方所持のヘンロン戦車の中でもアホみたいにデカいです。近所のカインズにはコイツを収納可能なサイズのプラスチックケースが売ってません。(笑)

デザインの印象はモロにロシア戦車の車体に西側戦車の砲塔を乗せたような戦車、という印象ですね。
ヘンロンの現用戦車第二弾(第一弾はコレの改良前のZTZ-99)ですが、なんでこんなマイナー気味な戦車(失礼)選んだんだろ。
まぁ、製造国が中国だからなんでしょうけどね。日本だったらそりゃ90式や10式を発売するでしょうし…って、その割に田宮のフルオペに日本戦車無いなぁ…。
次の現用戦車が人気のレオパルト2A6で、2.4GHz送受信機を搭載したりアイドラー調整が可能だったりと色々デラックスなので、このZTZ-99系がビミョーな評価になっている気も。ちなみにレオパルトの次はイギリスのチャレンジャーで、近々日本でも出回るようになるんじゃないかと。
10式とかエイブラムズも期待したいところですが、キワモノ好きとしては先ず無理でしょうがやっぱりオブイェークト279とかやって欲しいな、と無責任に思ってます。(笑)
グレードアップパーツも殆どないんですよね、この戦車。やっぱり日本国内では売れないんだろうなぁ…。
いや、個人的にはこのデザイン、結構好きなんですが。



砲塔を前から

赤い星に「八一」の識別マークですが、ネットでZTZ-99Aの画像とか見ると殆ど砲塔側面のスモークディスチャージャーの前に描かれてるんですよね。
増加装甲が装着される前のZTZ-99はこの写真の位置になってるんですが。
1/35で発売されている同車キットの箱絵でも砲塔のサイド側です。
でも稀に砲塔前部に描かれているモノがあったりと意外と謎です。資料少ないもんなぁ…人気ある戦車とも言えないですし。
あ、砲塔左側にはウォーカーブルドッグの時に使った漢字デカールの「號」を貼ってます。
とにかくあんまり資料とかがなさげな車両…もう、いっその事中国軍仕様ではなく開き直って「メタルマックスバリエーション」とでもした方が良かったかも。(笑)



砲塔後ろ

車体後方のラジエターの穴はかなり広く開いているので、すぐ下のギアボックスに埃とか溜まっちゃいそうで嫌だな…ということで、金属メッシュを裏面に両面テープで張り付けてます。どうせならグリーンで塗っといた方が良かったかも知れませんが、まぁ見た目も良いアクセントにはなってるのかな、と思っておくことに。
ちなみに送受信機はレオパルトやT34と同じ純正仕様の2.4GHzに乗せ換えてます。



増加燃料タンク

この車体後部にあるドラム缶ですが、コレは1/16サイズのメタル製ドラム缶を塗装して両面テープで固定したものです。
本体にはラックはついているんですがドラム缶本体はついてこないんです。
最近日本でも出回り始めたヘンシェル砲塔のティーガーIIでも砲塔横の予備履帯ラックがあるのに予備履帯は片側2組しか付属しなかったりするらしいので、この辺は相変わらずのチャイナクオリティって奴でしょうか。
スプロケット&アイドラーもそうですが、このZTZ-99Aの迷彩で薄い方のグリーンはMr.カラーのロシアングリーンが非常に近い色になっているので色合わせとかあんまり考えなくてすむのが助かりましたが。



そんな訳で、ヘンロンのZTZ-99Aでした。

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