ヘンロン製 1/16 KV-1E重戦車 赤外線バトル仕様

はい、今回は初の1/16ラジコン戦車のご紹介。

1/16の戦車ラジコンといえば田宮のフルオペレーションが有名ですが、価格が10万近くの超高額商品。
コチラのヘンロン製はその1/10程度の値段で売られていましたが、オークション等で売られていた初期のモノは中国製らしい

「安かろう、悪かろう」

を絵にかいた様な仕様で、買ってすぐぶっ壊れた…という話も良く聞きました。
でも最近は海外製のビックスケール戦車ラジコンを専門に扱うショップさんもネット等で出てきましたし、「ラインナップと値段は魅力だがすぐ壊れる」=「自分で対応できる相応の技術が必要」という訳でもなくなりつつあります。この辺は海外製のトイガンと同じですね。市場規模は比べようがない程コッチの方が狭いんですが。(苦笑)
でも、所ジョージさん監修の「世田谷ベース」等で紹介されたり、「ガールズ&パンツァー」のヒットによる戦車プラモブーム等の追い風は吹いてるんですよ、ええ。



で、コレがその本体。

エンジン音(アイドリング再現)
前進、後進、信地旋回、超信地旋回可能
砲塔旋回、砲身上下可動
排気煙発生
主砲発射と同時に砲身がリコイル&LED発光、発射音も連動
別売ユニット装着(砲塔ハッチに差し込みあり)で赤外線による戦車バトルが可能
機銃発射音と前面機銃のLEDが連動

というのがおおまかな仕様。

私のはショップさんで成形色を活かしたウェザリング処理をお願いした他、金属履帯を装着。
デカールは付属品のものを使用してます。
このKV-1Eには戦車長フィギュアはついておりませんで、写真で頭を出している戦車長はたまたま見つけた完成品ガレージキットのロシア戦車兵をぶった斬ったものです。



KV-1は1939年に開発されたソ連の重戦車で、ロシア語風に発音するとカーヴェーアヂ―ン。
設計者の義父で当時のソ連国防相であるクリメント・ヴォロシーロフの名を冠した車両です。
当時としては破格の装甲厚を誇り、ドイツ軍の戦車砲や対戦車砲を尽く弾き返しました。
当時のドイツにはこの戦車を撃破可能な砲は88mm高射砲しかなく、独ソ戦初期、T34と共にドイツ軍に衝撃を与えた車両なのです。
ちなみに本車は増加装甲を砲塔にボルト留めしたKV-1E(エクラナミ)をモデルアップしています。

小林源文氏も本車がたった1両でドイツの1個師団を数日足止めしたエピソード「街道上の怪物」を描いていますが、実はコレはKV-1ではなくKV-2という説もあるようで。

ドイツにとっては脅威であり厄介な存在あった本車ですが、運用するソ連兵達にとっても厄介な存在だった様です。
なにしろ機械的な信頼性に乏しく、その重量のせいでトランスミッションはすぐ壊れるわ、防弾ガラスに気泡があって見えにくいわ、ギアが固い上に重くギアチェンジにハンマーが必要で、そのおかげで操縦手の負担が大きく予備の操縦手が必要だったとか…。しかも、本車の挙げた戦果として計上されたものの半分くらいはレンドリースによりイギリスから送られたチャーチルの戦果だった、なんて資料もあるんだそうで。



なんだかダメな点ばかり書いてしまいましたが、デザイン的には私は5本の指に入る位好きな戦車だったりします。
このシンプルかつ無骨なスタイルは実に魅力的です。
でも、人気はあんまりない気がします。
本車の派生型でギガントとかドレッドノートなんて強そうな異名を持つKV-2は人気なんですけどねぇ…。(「ガールズ&パンツァー」にも出してもらえなかったし)



で、今回のポイント。
このKV-1Eですが、ノーマルだとフロントライトが…"光る乳首"みたいでヒジョーにカッコ悪いのです。
腕に自信のある人は、ヒートプレス等の技法を駆使してディテールアップしているらしいんですが、当方にそんな腕はなし…。

で、私はどうしたかといいますと、じゅうたんを床に固定する為の鋲がホームセンターで売られてまして、そのじゅうたん鋲の頭の部分をもぎ取って加工して取り付けてます。
コレがサイズがぴったりで、見栄えも結構良いでしょ?
やり方は、本体に付属のLED球を固定している部分を外し、LEDと鋲の頭をリューター等で調整しながら削って、ぴったりハマる様になったら瞬間接着剤で取り付ける…というモノ。
鋲の頭はやすりで擦って白っぽくした方がライトっぽくなります。(裏面の削った部分も目立たなくなりますし)
クリアパーツなのでライト点灯させるとちゃんと全体的に光ってくれます。

塗装とかはからっきしですが、せめてこういう加工はやっていきたいですよね。



コチラが戦車長フィギュア。
ソ連戦車ってあんまりハッチから身を乗り出しているイメージがないんですよね。
ですから肩の部分で切って頭だけだしているイメージに。
他のヘンロン戦車は無塗装ですが戦車長フィギュアついてるんですが本車には付属せず。
でも戦車だったら人と絡めたいですよね。



そんな訳で、ヘンロン製1/16KV-1Eでした。

オマケ

こんなん作ってみたよ。


以前、日記の方でカプセルトイとか食頑のフィギュアとかに1/16に近いサイズの奴があるから、ネタ的な戦車兵として使えるかも…なんて事を書いたんですが、実践してみました。(笑)
コレは「それゆけ!女性自衛官」なるシリーズの板妻駒子3等陸尉、というキャラクターです。
陸自の人、という設定らしいので戦車に乗せてても違和感少ないかも。(笑)
首がボールジョイントで動かせるので、表情は付けやすかったりします。

作り方は簡単。ほぼ下半身をキューポラの高さに合わせてぶった斬っただけです。
…実は切り過ぎてパテでかさ上げしたりもしてますが。

ヘンロンの1/16ラジコン戦車には4号とか3突もあるので、「ガールズ&パンツァー」のフィギュアが似たようなサイズでリリースされればこういう遊びも出来るんじゃないかな、と。
実は「ガールズ&パンツァー」の校章やあんこうマーク等のデカールの企画を持ち込んでいるお店も既にあったりするんですよ。

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