どこまでいくかマンガ200選

「100選」からの続きです。
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200.「カウンタック」 梅澤春人 …主人公の勇気がうらやましい度 100%
スーパーカーブームの頃に少年だった世代へ向けた、新たなるスーパーカーマンガです。日々ショボい人生を送るサラリーマン・空山瞬が、子供の頃に書いた未来の自分への手紙を読み、25年来の夢であるカウンタックLP400を買う事を決意する、という、当時の少年にはズキュゥゥゥン!!と来る展開が上手いです。で、割と呆気なくLP400を入手してしまいますが、バトル一辺倒にはせず、スーパーカーを巡るウンチクを語りつつ、クルマを巡って出会う人々を描いてます。子供の頃、この手のスーパーカーに憧れた人には共感できる部分が多いかと。主人公の”自ら変えた”生き様に憧れる人も多いのでは?
空山:出てきた事実が真実だとは限らない!オレは”夢”を見続けるよ。あの頃のように…スーパーカードリームをね!


199.「サーキットの狼」 池沢さとし …幻の多角形コーナリング度 99%
70年代後半からスーパーカーブームを巻き起こした伝説のマンガですが、その割に「あしたのジョー」や「巨人の星」といった作品に比べるとやや扱いは低い気がします。ロータスヨーロッパSPを始め、世界の名だたる名車が公道やサーキットでバトルを繰り広げる、というのがかなりカッコ良いマンガです。ただ、この手のマンガの常なのか、主人公が本格的にレースを始めると人気が落ちる、というジンクスを作ってしまった作品でもある気がしますね。まぁ、フォーミュラーカーよりスーパーカーの方がまだ親近感があって面白い、というのは分かる気もします。(偏愛録参照)
ハマの黒ヒョウ:わざわざスタート地点からつきあうこともねえのさ。オレはカスは相手にしねえ主義だ!


198.「かっとばせ!キヨハラくん」 河合じゅんじ …桑田を誤解させる度 85%
コロコロコミックに連載されていたプロ野球ギャグマンガ。最近、メジャーへの挑戦など桑田選手のイメージが明るく真面目なものになりましたが、このマンガの影響で、子供の頃は桑田=陰険で暗い、というイメージが確立されてましたっけ。
工藤:ゲロゲーロ


197.「妖怪人間ベム」 原作:アサツーデイケイ 画:高橋秀武 …アダルトな雰囲気 80%
「はやくにんげんになりたい」で有名な超問題作アニメ「妖怪人間ベム」をマンガとしてリメイクした作品で、舞台が第二次大戦終戦直後のヨーロッパ、ベム達は国防軍によって人体実験されていた、と設定が詳細になり、よりリアリティが強調されています。物語もアニメ版よりアダルト(非エロ)で物悲しいものになってます。
個人的意見ですが、「野獣は眠らず」といい、高橋先生は数少ない実力派のマンガ家なので、もっとフィーチャーしても良い気がしますね。
ベム:ベラ…いつか俺たちも人間になれる…俺たちが人間になれる日が来たら…その時は…その時は俺たちは本当の家族になろう


196.「ぶっせん」 三宅乱丈 …妙なパワー 70%
あ、「ごくせん」じゃないですよ。(笑)金儲け主導の隣の寺・金々腹寺のせいで経営が苦しい仏物専寺は、起死回生の為に仏教専門学校を開設…しかし、集まったのはロクでもない連中ばかりだった、という世にも珍しい寺を舞台にした学園仏教ギャグマンガで、教師である雲信や丸慶、生徒達が巻き起こす騒動が面白いマンガ。ちなみに作者の三宅先生、荒いラインの独特の絵を見る限り意外ですが女性の方との事。
雲信:50単位で悟りだ!


195.「あずまんが大王」 あずまきよひこ …オタ狙いのようでそうでもない度 65%
ちょっと個性的な女子高生達の平凡ながら楽しい生活を描いた人気マンガですな。基本は4コママンガなれど間の取り方が上手く、爆笑は出来ないがなんだかクスッと笑える、そんなマンガ。萌えの標榜にされていた部分もありましたが、実の所その手のあからさまな部分は無かったりするので安心(?)です。ちなみにこのマンガに登場する関西弁で天然ボケ、という「大阪」なるキャラクターは、後に同じ様なパターンの二番煎じ的キャラクターを生んだ事でも有名ですな。
木村先生:女子校生とか好きだから


194.「魁!!クロマティ高校」 野中英次 …インパクト 85%(「カチョバカ」とか知っていた場合−45%)
ナゼか急にフィーチャーされアニメ化はおろか実写映画にまでなった野中英次先生の代表作、元読売巨人の助っ人外国人ウォーレン・クロマティ氏に訴えられた事でも有名なマンガなれど、面白さは正直「カチョバカ」の方が上。ナンセンスさは「ドリーム職人」の方が上、と言ってしまうと身も蓋もないものの、奇妙な世界観はやはり秀逸です。
メカ沢:オレー機械苦手なんだよ


193.「ドリーム職人」 野中英次 …シュールさ 78%
未完結のまま終わってしまった野中氏のギャグマンガ。当初は”つまようじの溝を彫る職人”に弟子入りし、全ての工程の職人免許を持つ”ドリーム職人”を目指す青年・ヤスの物語だった筈が、何時の間にやらぬいぐるみ職人となり、師匠と弟弟子との3人で奇妙な貧乏生活をする、という変な方向に。(笑)突拍子の無さと無茶苦茶さが面白いマンガです。
山手川師匠:ヤスよ!ドリーム職人となれ!


192.「花子と寓話のテラー」 えすのサカエ …最後のギミックが分かり難い度 70%
191の「未来日記」にハマッてチェックした作品。トイレの花子さん、口裂け女、コックリさんといった都市伝説、寓話を題材に、それに憑かれた者を救う「寓話探偵」亜想大介の活躍を描く…言わば「地獄先生ぬーべー」的なマンガ。最後に大掛かりなギミックが隠されているのが面白い作品です…が、このギミックがハッピーエンドながら何だかスッキリしない、物語をややこしいものにしてしまった印象が。
カナエ:この世界の全てが幻想だとしても…私が信じるのは亜想さんだけよ


191.「未来日記」 えすのサカエ …意外に面白い度 100%
周囲の人間に関わる事を嫌い、自身の周囲で起こることを携帯電話に記録していた少年・雪輝が、未来を予知する日記を与えられ、時空を司る神デウスの後継者を巡るゲームに参加させられる、という直接的な武力ではなく駆け引きを重視したバトルロワイヤルモノ。ヒロインの由乃がヤンデレとネットでも評判ですが、練りに練られた先の読み難い展開がスリリングでかなり想像力を刺激されるマンガです。絵柄等は最近の系統で正直趣味とは外れるのですが、中身に関してはかなりのオススメ作品です。(偏愛録参照)
由乃:刺せないよ。そういう「未来」だもの


190.「EDEN 〜It`s an Endless World!〜」 …結構エグい、エロい度 96%
クロージャーウイルスという未知の病原体により人類が危機を迎えた未来、麻薬王エノアの息子、エリヤが巻き込まれていく世界を描くマンガ。基本はSFかと思いきや、現代社会をある意味風刺している様な生々しい理不尽を描き、それがクロージャーウイルスといった物語の根本をなす設定よりも印象的になってます。特に娼婦であるヘレナのヒモ状態だった頃がそういった部分のピークかも。
リュウイチ(ケンジの兄):住所があればな


189.「静かなるドン」 新田たつお …静也の変わりっぷり 180度
下着会社の冴えないサラリーマンが、実は関東一の構成員数を誇るヤクザの組長、という、数年前ドラマ化して人気が出たマンガです。主人公の静也の見せる、昼間のダメっぷりと夜のカッコ良さという分かり易いギャップが良いです。ヤクザばっかり出てくるマンガですが、基本は笑えるマンガですね。
静也:一番上の者が死ぬべきだ。戦争でもそうだ。戦争を決断した政治家が最前線に行けばいいんだ。しかし死ぬのは名も無い兵士ばかりだ。


188.「惑星を継ぐ者」 戸田尚伸 …意外な面白さ 80%
少年ジャンプに連載されながら全1巻で打ち切り、という悲劇のマンガなれど、絵柄にややクセがあったり設定がとっつき難かったりという少年誌では致命的とも言える欠点(つーか現に致命傷になった)はあるものの、SFファンを自称する様な人には割と人気があったりするマンガ。私も連載時はネタで購入(全1巻で希少価値狙いだったり)したマンガなれど、後々読み返すと中々面白い事をやっていたと気付いた作品だったりします。マイナー誌で細々と連載されていれば、もしかしたら傑作になったかもしれない、と思わせる作品です。
ナイブス:俺は地獄に落ちるべき人間だが…その前にちょっと会わねばならん奴がいてね…


187.「哲也〜雀聖と呼ばれた男〜」 作:さいふうめい 画:星野泰視 …麻雀分かんなくても分かる度 97%
少年マガジンに連載されていた勝負師マンガ。実在した作家の阿佐田哲也をモデルとした実話を元にしたフィクション(笑)です。題材、テーマ…世界観も戦後間もない混迷期の日本、とおよそ少年誌らしからぬ作品ながら、クセが強く強烈なキャラクター描写により人気を博し、アニメにもなってます。福本氏の作品に隠れた形になってしまったのが少し残念かも。しかしダンチがなんでダンチって呼ばれているかは結局明かされなかったなぁ…。(笑)
哲也:ロン、倍満だ


186.「ジャパン」 作:武論尊 画:三浦建太郎 …4人組のそこはかとないリアルさ 95%
「王狼」「王狼伝」と同じコンビで繰り出す、逆戦国自衛隊というか、そんな感じのマンガ。武闘派でならしたヤクザ・屋島は惚れた女性TVレポーターの桂木由香を追いかけスペインまでやって来るが、そこで知合った若者4人組と共に、日本が滅び、難民となった日本人が奴隷の様に扱われている世界へ飛ばされる、という話。屋島の漢っぷりがカッコ良いが、若者3人組の言動が何とも…現実感ありありでイヤーンな感じ。ただ、そのイヤーンな4人組も最終的には現実に直面して行動するようになる等、短編ながら盛り込まれたモノは多く、それをキチッと消化してもいる良質な短編です。
屋島:おめェらにゃこれから頭が上がんねェな


185.「死刑執行中脱獄進行中」 荒木比呂彦 …ドルチの面白さ 80%
コチラも荒木先生の短編集で、表題作の他「ドルチ〜ダイ・ハード・ザ・キャット〜」「岸辺露伴は動かない」「デッドマンQ」が収録されています。「岸辺〜」と「デッドマンQ」は「ジョジョ」の第4部の外伝的な位置付けになっていて注目度はその2編に偏りがちですが、残る2作品もキョーレツな展開で読ませる短編になってます。
吉良吉影:わたしの名は「吉良吉影」…いつ…なぜ死んだのかはどうしても思い出せない…
…ひとつだけ言えることは自分は決して天国へは行けないだろうという実感があるだけだ…



184.「Steel Ball Run」 荒木比呂彦 …レースをもうちょっと見せて欲しい度 90%
一応「ジョジョ」の第7部ですが、ジョジョ世界のパラレル的意味合いが強い作品。アメリカ横断レースの最中巻き起こる聖人の遺体争奪戦を描いていますが、個人的に一番白熱したのは1stステージのゴールへ向けてのラストスパートだったりします。その後は例の如くスタンドバトルになってしまっているのがやや残念ですが、今後も期待している作品です。
リンゴォ:ようこそ…「男の世界」へ…


183.「ゴージャス・アイリン」 荒木比呂彦 …セクシー度 90%
「ストーンオーシャン」に先駆けて荒木先生が女性を主人公として描いたアクションマンガ。化粧の力で自身の肉体まで変えてしまう能力を持つ、若干16歳にしてプロの殺し屋であるアイリンの活躍を描く短編。このタイトルで短編集として発売されたコミックにはデビュー作「武装ポーカー」や「魔少年ビーティ」も収録されているので荒木ファンは必見かも。
アイリン:わたし…残酷ですわよ


182.「バオー来訪者」 荒木比呂彦 …武装の名前がややこしい度 88%
「ジョジョ」サーガのプロトタイプとでも言うべき作品。秘密機関ドレスによって宿主を守る寄生虫「バオー」を宿らされた少年・育郎と、予知能力を持つ少女・スミレの逃避行を描いてます。全2巻と短い尺ながら、練りに練られたストーリーと、「ジョジョ」にも色濃く反映された独特の濃い演出がたまらなく面白い傑作です。
ナレーション:これが「バオー」だッ!そいつにふれることは死を意味するッ!武装現象ッ!(アームドフェノメノン)


181.「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」 荒木比呂彦 …ヘビーウエザーのムチャっぷり 85%
ズルと言われればそうですが、本家「ジョジョの奇妙な冒険」とは分けてカウントします。まぁ、第6部である事は間違い無いですが。舞台が刑務所という特殊な場所で、スタンドを用いた駆け引きも面白いのですが、ボヘミアンラプソディやヘビーウエザーはやり過ぎ感が…。
徐倫:あんた、何でも名前はあるって言ったわよね。あたしも名前を付けるわ。「ストーン・フリー」あたしは…この「石の海」から自由になる…


180.「AD.POLICE〜終焉都市〜」 トニーたけざき …アニメ見なくても分かる度 70%
OVA「バブルガムクライシス」の外伝的なマンガで、B-CLUBに連載されていたらしい。「AD.POLICE」の名でアニメ化もされた筈って、私はドッチのアニメも見ちゃあいないんですが。まぁ、このマンガに関しては、サイバーな味を強めてはいるものの、やっている中身はダークな味が出た時の「岸和田博士」といった感じ。
ジーナ:悪いねェ人に言えないよーな殺し方しちゃって


179.「HELLSING」 平野耕太 …今の若者向け度 90%
最近の若いモンに人気のマンガ。確かに、独特のセリフ回しやベタで陰影を強調した描写等は魅力的。それでいて硬軟併せ持つ展開…間口は狭いが出口は広い、といったイメージ。「諸君私は戦争が好きだ」ではじまる少佐のやたら長い演説は有名ですな。ちなみに以前紹介した「学園黙示録ハイスクールオブザデッド」に登場する平野コータはこの作者がモデル。
少佐:諸君私は戦争が(以下略/笑)


178.「DOGS〜BULLETS & CARNAGE〜」 三輪士郎 …前作よりやや分かり難い度 75%
177の「狗 DOGS」の続編。ハイネと直刀を主軸とし、2人に因縁のある新キャラクター(厳密には新ではないが)を配する等、前作の幅をより広くして展開する物語になってます。「ブラックラグーン」とかと部分的に同じ匂いがする作風になっているので、そういうのが好きな人には前作を併せオススメです。しかし、モーゼルとルガーの二挺拳銃ってのは渋いチョイスだなぁ。
直刀:…誰なのよ…私が…私が斬らなきゃならないのは誰なのよ?誰を斬るの…?誰を恨んだらいいの…?教えてよ…父さん。


177.「狗 DOGS〜Stray dogs howling in the dark〜」 三輪士郎 …隠れた人気作度 88%
ゲームのイラストで人気の高い三輪士郎氏のマンガで、ひっそりと、それでいて確実に支持を受けていたマンガ。ケルベロスの脊髄を埋め込まれほぼ不死身となったハイネ、隻眼でニコチン中毒の情報屋・バトー、既に引退したがかつては凄腕の殺し屋だったミハイ、両親を殺し記憶も失った仇を探しさまよう刀使いの女・直刀、という4人の主人公を展開するマンガ。何となく「シン・シティ」的かも。全一巻ながら、アクションシーンの描写は流石、といった感じです。
バトー:ヘイミスター、ケツの具合良好かい、マゾ野郎!!


176.「B‘T X」 車田正美 …よどみの無い熱さ 92%
所謂「エヴァ」ブームの頃に、未だ完結まだ漕ぎ着けていないマンガ版「エヴァ」と一緒に少年エースに連載されていたマンガ。その設定から「聖闘士星矢のパチモン」とか「B‘Tの弱点は生身のドナー」とか嫌味を言われていたマンガですが、車田先生らしい非常に熱いマンガでもあります。アニメ化もされましたが日本では受けず。ただ海外ではそこそこ高い評価を受けているんだとか。(「大惨事」参照)
華蓮:おまえは誰の力もかりず自力で光れる男だ。鉄兵、あまえはいまどき数少ない…まぶしい男さ!!


175.「キン肉マン」 ゆでたまご …主人公の超人強度 95万パワー
言わずと知れた超人気マンガ。当初はウルトラマンのパロで寒めのギャグマンガでしたが、超人オリンピック辺りから面白くなり、路線変更で正統派とも言える努力、友情、根性のマンガとなりました。ただ、勢い重視の為に正直矛盾が多く、ツッコミ所も多い作品ではありますし、死んだ超人が割と簡単に復活、という展開も今尚続く悪しき風習となってしまった気が…まぁ、コレは「キン肉マン」だけが原因じゃないんですが。ともあれ、ジャンプ全盛期を支え、時代を築いた作品ではあるでしょう。ちなみに作者共々バッファローマンは時代劇「必殺仕事人X」に出演してます。(笑)
ウォーズマン:両手にベアクローで200万パワー。 二倍のジャンプで400万パワー。そしていつもの三倍の回転で1200万パワー!


174.「ストッパー毒島」 ハロルド作力 …大広の背番号 55
コレ、ある意味伝説の野球マンガですよ。素行不良で野球部には入れてもらえないが、非凡の才能を持つ高校生・毒島大広がパ・リーグの万年最下位球団「京浜アスレチックス」にスカウトされ、ストッパーとして大暴れ、というベタといえばベタながら、小ネタが随所に散りばめられておりコメディーとしても面白く、それでいて熱い部分はきっちり熱いマンガです。プロ野球マンガとしては、同じパ・リーグベースでもある大御所の「ドカベンプロ野球編」より完全に上かと。しかし、チック君の正体は誰なんだ!!(笑)
三木監督:このつまらない世の中を面白くしてやろう!


173.「SPACE PINCHY」 トニーたけざき …ピッチピチでムッチムチ度 95%
伝説の古代宇宙人の末裔・ピンチーと、そのスケベな舎弟オードリーの宇宙を股にかけた冒険劇。全編カラー&CGを豪勢に使ったマンガ…ですが、中身はお下品なシモネタギャグのオンパレードです。そういったモノが好きな人にはオススメですが、このマンガには最大の弱点(値段なんと¥1,905)があったり…。(笑)
キャプテンスター:人は私を異常性格と呼んで恐れるが!!それ故私は正義を貫けるのだ!


172.「ワールドエンブリオ」 森山大輔 …メインヒロインの格好がヘン度 90%
2年前に突然失踪した叔母・天音を探し続ける高校生・天海陸がひょんなことから携帯電話を使って感染する「棺守」と呼ばれる怪物と戦う事になる、という学園SFアクション。作者の脳内設定では、陸が巻き込まれるキッカケとなった洋平が主人公の第一部があり、コチラはその続編という位置付けなんだそうな。若者の間で都市伝説的なダークヒーローになっているタカオの存在等、謎が幾重にも散りばめられており、それがゲーム的な設定が多いのでアドベンチャーゲームをプレイしている様な印象です。
序盤の注目ポイントは、展開が「鉄のラインバレル」に似ている事とヒロイン?のイタい(作中でもツッコミあり)このセリフでしょうか。(笑)
レナ:アナタ達キライです。魂(こころ)に”星”(かがやき)がありません!


171.「パラダイス学園」 川原正敏 …「海皇記」とかとのギャップ 90%
ふとした事からヒロイン(学園一の美少女)のアソコをナマで目撃してしまう主人公に、見られちゃったヒロインが結婚をせまりつつ、他の男子生徒や校長に裸体を狙われてしまう、という今じゃ「海皇記」とか「修羅の門」といった硬派なマンガを描く人として知られる川原先生ですが、そのデビュー作はこんなマンガなんです。至って軽〜いノリとご都合主義前回の展開がマル。(笑)
校長:教育者として…


170.「ほんにゃらゴッコ かりあげクン」 植田まさし …ああいうチョイワルになりたい度 100%
「コボちゃん」でお馴染みの植田まさし先生の四コマで、私が一番好きな作品。まぁ、「フリテンくん」も似たような路線ですが。しかし、元祖チョイワルですよ、この人。
「コボちゃん」がアニメになっていた事を知っている人は多いですが、コッチもアニメ化されてたんですよ。しかもほんにゃら産業の社長とスナックのママが歌うデュエットが主題歌です。(笑)ちなみに、当初は「かりあげクン」ではなく「ほんにゃらゴッコ」というタイトルだったんですよ。
かりあげ:頭で勝負する人間に力はいらない


169.「元祖!温泉ガッパドンバ」 御童カズヒコ …思春期のハートにズキュンと響く度 95%
ボンボンに連載していた伝説のマンガです。当時小学生の私にはもう、過激すぎるマンガ…って、またか、この文章。(笑)基本ラインは「ドラえもん」路線なれど、ネタが潔いまでにエロに直結していてもう目ぇ血走らせて読んだものです。あ〜、「フクスケール」とか良かったよなぁ…。(しみじみ)
ドンバ:水につけると透けるっパー!


168.「ラジコンボーイ」 大林かおる …ラジコンが欲しくなる度 80%

「ダッシュ!四駆郎」がミニ四駆ブームの牽引役であったなら、本作はそれ以前にあったラジコンブームの牽引役。ワイルドウイリスを操る少年、車剛がラジコンを用いたレース、サッカー、プロレス等で並み居るライバルと戦う、という王道マンガ。中盤以降、伝説のボディと称してスーパードラゴン、ファイヤードラゴン、サンダードラゴン、セイントドラゴンといったオリジナルマシンが登場し、実際にラジコンになりましたっけ。(セイントのみボディだけコロコロでの誌上販売だった記憶が)
ナレーション:風を呼び 風に舞い 風と化すとき 超竜現る


167.「やっぱ!アホーガンよ」 柴山みのる …PTA非推奨度 100%
コミックボンボンにて連載されていた、プロレスとお下劣ギャグの奇跡の融合…というより、究極のウ○コチ○コマンガです。よく本人とかからクレーム来なかったよなぁ…。
何と!!このマンガ、ヤフオクで一冊¥5,000とかで落札されていたりする今ではプレミアマンガとなってます。
アホーガン:うんばらほ


166.「1+2=パラダイス」 上村純子 …ウォーズマン理論的エロのパワーアップ度 100倍
月マガに連載していた伝説のマンガです。当時小学生の私にはもう、過激すぎるマンガでした。残念な事に、このマンガは有害図書指定を受けて…って、「ルナ先生」と同じ文章に…。(笑)中身は、産婦人科の跡取りながら女性にトラウマを持っている主人公の前に、それを克服させようとするオヤジの陰謀で積極的(過ぎる)な双子の美少女をけしかけて…というモノ。
ちなみにこのマンガ、成人指定にて後に復刻された際は上村先生が番外編としてマンガにおけるエッチ表現の自由について激論が交わされていたり。(笑)
結花:わたしはこのスポンジで…(臀部を主人公に押し付けつつ)


165.「あぶない!ルナ先生」&「いけない!ルナ先生」 上村純子 …有害って、むしろ思春期にこそ必要度 90%
月マガに連載していた伝説のマンガです。当時小学生の私にはもう、過激すぎるマンガでした。残念な事に、このマンガは有害図書指定を受けてしまって打ち切りに。でも、思春期向けのこういったエロエロマンガ…あっても良いと思うし、エロ以前にルナ先生の必ず死刑になってしまうフローチャートとか…面白かったんだけどなぁ…。
ルナ先生:ガーン!私が体を張って教えなきゃ大変なことに!


164.「GO!GO!ミニ四ファイター」 おちよしひこ …タミヤ度 98%
コロコロコミックに連載されていたミニ四駆改造指南マンガ…ですが、ミニ四ファイターとボーイの掛け合い漫才の様なやりとりが面白かったマンガです。電動ドリルで軽量化しまくってマシンを壊してしまうのはお約束。(笑)ちなみにコレのモデルになったファイターが初代のミニ四ファイターで、ウソかマコトか面接の時にプラモを持ち込んでそのプラモ愛が認められて入社した人なんだとか。
ファイター:まっしろけ


163.「ダッシュ!四駆郎」 徳田ザウルス …あのシャーシーはレギュレーション違反では?度 85%
「爆走兄弟」以前にミニ四駆ブームを牽引した人気漫画で、ダッシュ1号皇帝を始めとするオリジナルマシンをタミヤが発売していたのも懐かしい作品。そういや最近セットで復刻してましたっけ。ただ、「四駆郎」シリーズのミニ四駆は総じてボディが重く、太陽以外は重心も高かったりして実際にチューンする際は使えないんですけどね。私も黒く塗ったファイアードラゴンJrを愛用してましたし。余談ですが、このマンガの作者、徳田ザウルス先生は2006年にお亡くなりになってます。この場を借りてご冥福をお祈りいたします。
四駆郎:ミニ四駆はおもちゃじゃない!


162.「碧奇魂ブルーシード」 高田裕三 …アニメに比べて残念度 73%
「3×3アイズ」の作者が送る伝奇アクションモノで、「ブルーシード」の名でアニメ化もされてますが、連載誌の休刊により途中打ち切り状態で放置されてます。物語は日本の神話をモチーフにしてますが、描かれ方はかなりヒロイックなものとなってます。実はアニメの方も、マニア路線のハシリと言える作品でして、案外アニメオタクとして開眼したのがコレ、という人も多いんじゃないかと。ムダに主題歌がヒーローモノっぽくてカッコ良かったっけ。
松姐:き、汚い手で…私のソアラちゃんにさわるなーっっ


161.「涅槃姫みどろ」 作:大西祥平 画:中里宣 …ネタにばかりされて本質は評価されていない気がする度 68%
妙に古臭い絵柄と、主人公みどろの独特の言い回しがチャンピオン誌上でネタ的な人気を呼んだオカルトマンガ。何と、「クレヨンしんちゃん」でもネタにされた事があったりします。
基本ラインは「笑ウせえるすまん」に「アウターゾーン」を混ぜたような作風で、妙に印象的なオチも面白かったりするのですが、作品自体のネタ要素や主人公の萌え要素ばかりフィーチャーされてしまっている気もします。
みどろ:あなた、厄いわね…


160.「KNIGHTS」 ムラオミノル …電撃らしからぬ意外な王道っぷり 88%
絵柄も今風で連載誌が電撃ですし(すっごい偏見)、コスチュームがほぼ全裸な”秘め事の魔女”なるメインキャラがいたりと誤解されがちなマンガではある…というか、その誤解もあながち間違ってはいなかったりもするのですが、実在する剣技をモチーフにしていたり、キャラクターの持ち手に拘っていたりする結構凝ったチャンバラシーンや、テーマの一つであろう魔女裁判について等、立派に少年漫画している部分も多い良作です。映画「ロック・ユー」を彷彿とさせる馬上槍試合もアリ。主人公側についた”絨毯の騎士”ことレオナルド卿と、その相棒(?)のクロネコと馬が良い味出してます。
ミスト:祈るな!神なんて存在しない。魔女が馬鹿げた妄想と同じように!そんな物は、罪なき者を焼き殺す方便に過ぎん!!


159.「ジンキエクステンド」 綱島志朗 …アニメ化は失敗だった気がする度 72%
アニメ化されたものの出来はビミョー…かつOPが「ガンダム」のパロだの言われ、挙句の果てに休載、2008年より連載誌を移動しての連載再開(予定)と変な所で目立ってます。物語はと言うと、何となく「サクラ大戦」みてぇ…って私は「サクラ大戦」などやった事ないんですが、概ねそんな感じかと。メカデザインは…個人的にはビミョー。アクションは良いかと思いますが。それと、ヒロインの一人が第一話冒頭で強姦されそうになったというトンデモ展開でも有名です。
両兵:人のためにどこまでも自分を犠牲にして…勝手に死ね


158.「ジンキ」 綱島志朗 …「エクステンド」を主としての価値 55%
「ジンキエクステンド」の前作に当たる作品。マンガ界では珍しいオリジナルのロボットアクションモノで、舞台がカーロス・リベラの故郷だったりと珍しい要素の多い作品です。アニメとかで「ジンキ」を知った人は参考までに見ても面白いかと思いますが、初期の青葉のビジュアルとか…「エクステンド」時とはかけ離れてますし、設定面でもかなり違います。
青葉:私にはお母さんなんて…いません!!


157.「蒼天の拳」 原哲夫(監修:武論尊) …悪役の濃さ 87%
コミックバンチ創刊の目玉としてスタートしたのが伝説のマンガ「北斗の拳」の続編(時代背景としては前だが)である本作でしたっけ。ただ、本作と「北斗の拳」では作風等見ている方向は違う作品です。時代背景が時代背景だけに、満州とか歴史のキーワード的なモノも散りばめられていますが、何より面白いのが敵役幹部連中のトンデモなキャラクターですね。
勿論ご安心めされい、主人公の霞拳志郎と拳を交えた”強敵”との絆、友情と言う部分に関しては共通で、北斗神拳の活躍頻度は低く、バイオレンスアクション的魅力は本家より薄くなっていますが、北斗のルーツ等、本家のファンへの求心力も残されています。
拳志郎:北斗の文句は俺に言え!


156.「SAKON〜戦国風雲録〜」 作:隆慶一郎 画:原哲夫 脚本:二橋進吾 …あらゆる意味での豹変っぷり 96%
155で紹介した「影武者徳川家康」の続編、第二部ですが、主人公が二郎三郎(家康)から島左近へ、二郎三郎のキャラクターデザインも「花の慶次」よりに変更されています。物語自体もオリジナルの要素が強くなり、「影武者徳川家康」とは方向性も違うスタイルに…というか、些か暴走気味。(笑)
少年誌で山中鹿之助の名前を拝むとはおもわなんだなぁ…。
左近:手前、九歳の時より死人です故


155.「影武者徳川家康」 作:隆慶一郎 画:原哲夫 脚本:會川昇 ちゃんとした形で完結して欲しかった度 90%
隆慶一郎先生の傑作時代小説「影武者徳川家康」を再び原哲夫先生により劇画化した作品で、「花の慶次」よりもアクションを見せられず、少年誌連載にしては難しい展開を見せた為か「第一部完」という形で完結されてしまいました。マンガ界の「第一部完」は事実上の打ち切りである場合が殆どですが、コチラは第二部と称して後に「SAKON」がスタートしました。物語の完成度に関してはかなり高いですからね。テレビ時代劇にもなった位ですし…ちゅーか、NHK大河でやって欲しいぞ。(笑)
私は原作小説のファンでもありますが、隆慶一郎作品にハマッたのも実は「花の慶次」から原作に興味を持って、というモノだったので、この「影武者徳川家康」も高く評価していたんですが、少年誌じゃウケないのも分かる気が…。
二郎三郎:おれは…おまえとの約束を守れなかったんだ…


154.「らんま1/2」 高橋留美子 …娯楽性 85%
水を被ると女の子になってしまう高校生格闘家、早乙女乱馬の活躍を描く格闘ギャグマンガで、高橋先生最大のベストセラーらしいです。新体操や茶道、チアリーディングまで格闘になってしまう奇想天外な部分と、主人公とヒロインのやきもきしあい、というラブコメ要素が丁度良く、気楽に読める作品です。
九能先輩:おさげの女っ!


153.「シャドウ商会変奇郎」 藤子不二雄A …妙にリアルな金銭感覚度 90%
文庫版では上記タイトルですが、元々のタイトルは「ブラック商会変奇郎」です。新宿のビル群に埋もれた骨董屋に住む一見普通の少年”変奇郎”は、実は不思議な力を使い、悪を相手にムチャな商売をしている、という「笑ウせえるすまん」的なオカルト要素の強いマンガです。変奇郎が悪を追い詰めその証拠を買い取らせる為に提示する金額が、「身を守る為には決して高くなく払えない金額ではないが、だからといっておいそれと払いたくは無い」という非常にリアルな見積になっていて、かなりイヤーン。
変奇郎の客になってしまった人:ゲーッ!三十八万円だと!?


152.「ファントム無頼」 作:史村翔 画:新谷かおる …愛機の番号 680
航空自衛隊百里基地所属の名物コンビ、神田と栗原…そして彼等の愛機、F-4EJファントム680の活躍を描いた作品。同じく戦闘機パイロットを描いた「エリア88」と比べコメディ色が強めな作風ながら、締めるべき所は締めているので気楽に楽しめる作品かと。何より良いのが、「エリア88」ではあまりなかった”愛機との絆”が全面に出ている所、でしょうか。
カン:帰ろう…帰ろうな、680…おまえはいつだっておれといっしょだったろ!
クリ:帰ろうぜ680…おれたちといっしょに酒をくみかわそう!おまえがおりるのは百里の大地しかないんだぜ!



151.「最終兵器彼女」 高橋しん …セカイ系度 95%
所謂「セカイ系」マンガの雄。読者(つまりは主人公)に何の説明も無いままジェノサイドマシンとなってしまった彼女"ちせ"と、彼女の存在、想いにより苦悩する彼氏"シュウ"という構図はいやがおう無しに物語へ引き込ませるパワフルさがあります…が、実はこのマンガ、醒めてしまうと読めなくなってしまうマンガでもあるので、興味があって読むというなら一気に読んでしまう事をオススメします。まぁ、コレは「セカイ系」作品の宿命やも知れませんが。
ちせ:ごめんなさい


150.「瑠璃〜F REGENERATION〜」 六田登 …主題からの脱線度 78%
前作に当たる「F」にて結ばれた軍馬と純子の子、瑠璃を主人公に繰り広げられるモータースポーツマンガ…なれど、基本は瑠璃がアメリカに渡りインディーを目指す、というモノなれど、相変わらずの六田節でレースよりも比重は人生観とかそんな方向に突っ走っています。ヒロインやポパイといった、ヘヴィーな要素が多過ぎてかなり読み手を選ぶかも。
瑠璃:なんぴとたりともオレの前を走らせねェーッ


149.「クマトラ」 六田登 …ラストの展開への疑問 65%
乗る者を狂気に誘い自滅させる、という得体の知れない巨大トレーラートラック”モビーディック”に父を殺された男、クマトラが父の仇を討つべくモビーディックを探す、という物語。冒頭でのトラックレース等は耕運機に乗っていた頃の軍馬を思わせるハチャメチャぶりが楽しく、迫力があったのですが、物語が進行するうちに変な方向へ行ってしまったのが残念。
クマトラ:クマー!!


148.「マーズ」 横山光輝 …衝撃的なラスト度 97%
ロボットアニメ「六神合体ゴッドマーズ」の原作ではありますが、「ゴッドマーズ」とは全くの別物です。詳しくは「大惨事」を。破滅をテーマとし、最後に見せる強烈などんでん返しは非常にインパクトが強いです。ちなみに「ゴッドマーズ」とは違い原作寄りで制作されたOVAやテレビアニメもあるそうで。
マーズ:なんだかやりすぎのような気がして…あんたが恐れるほど地球人は残忍で好戦的だとは思えないんだ


147.「闇の土鬼」 横山光輝 …アクションモノとしての面白さ 90%
OVA「ジャイアントロボ」に登場するBF団十傑衆の一人、直系の怒鬼の元ネタ。間引きの為に土中に埋められても生きていた赤子は武芸者である大谷主水に引き取られ、息子として闇の武芸を仕込まれる。そんな中、義父は義父のかつての仲間、血風党に惨殺、土鬼は血風党とその首領、無明斉への復讐の旅に出る、という時代劇マンガ。七節棍を始めとする奇怪な武具が登場し、アクションモノとしてもかなり面白い傑作です。
大谷主水:百姓、おまえの子はもう死んだ。この子は土中より生まれてきた鬼の子よ。


146.「眠狂四郎」 作:柴田錬三郎 画:柳川喜弘 …「花の慶次」っぽさ 95%
転び伴天連を父に持つ、甘瑠璃色の瞳を持つ孤高の侍にして無敵”円月殺法”の使い手、眠狂四郎の活躍を描くマンガ。原作小説では「無頼控」をベースにしています。本作での狂四郎のイメージは「花の慶次」の”傾奇者”に近く、「花の慶次」のファンにはかなり強くオススメです。勿論、”常在戦場”の戸田隼人、”眠狂四郎より強く、眠狂四郎より美しく、眠狂四郎よりも危険な男”白鳥主膳、”世直し一番”鼠小僧次郎吉、と脇役も揃って魅力的です。
狂四郎:…いいだろう。正道を飲み込む邪道の剣…円月殺法の魔を喰らえ!!


145.「真・異種格闘大戦」 相原コージ …野生ってスゲー度 100%
格闘技を描いたマンガは数あれど、動物同士が戦い「最強の生物」を決める、というのは意外となかったかも。そんなコロンブスの卵的マンガ。登場するキャラクター(動物)も、ブルース・リーそっくりなヒクイドリ、食物連鎖からの脱却を目指す革命家のシマウマ、ブラジリアン柔術を駆使するゴリラ等、非常に個性的な動物達の繰り広げる死闘は非常に熱い!!しかも解説として動物のウンチクが入るので意外に勉強にもなったりします。
ちなみにこの大会の企画者、私がまだ生まれる前に世間を賑わしたチンパンジーとヒトの中間にあたる存在、と言われたオリバー君だったりします。(笑)
ポッポ(カバ):おいヒト、野生をなめんなよ。俺達のの闘いはお遊びじゃねーんだ


144.「CROSSROADS」 西風 …日記マンガ的面白さ 75%
「GTロマン」の作者が描く、やはりエンスージアストを描いたマンガ…ですが、コチラは登場キャラクターとして作者自身やその友人、知人が数多く登場する、言わば日記マンガ的なものになってます。
西風センセ:だ〜め、オープン・カーにとって雨の日は休息日なのさ


143.「GT−roman」 西風 …憧れの生活度 80%
古いクルマを愛する趣味人…エンスージアストを描いたクルマ好き必見のマンガ。かなりマニアックなマンガなれど、基本ラインはクルマ好きが集う喫茶店「ロマン」に関わる人々の青春物語です。小洒落た雰囲気やユーモラスなキャラクター達で構成されているので、実はクルマに興味ない人にもオススメです。(偏愛録参照)
マスター:GT-Rよ…コケにされたのか


142.「GUNSMITHCATS BURST」 園田健一 …前作より硬派度 87%
以前100選でネタにした「ガンスミスキャッツ」の続編。最終回でハンターを続ける事を決意したラリーのその後を描いた作品なれど、ロードバスターことビーンを狙うマッドポリス、パーシー警部(前身である「ライディングビーン」から)が登場し、ラリーよりむしろビーンに比重が置かれてます。
ビーン:ラリー…ショ、ションベン飲ませろ!


141.「ラーメン発見伝」 作:久部縁郎 画:河合単 …「美味しんぼ」度 97%
一言で言うなれば、「ラーメン版美味しんぼ」。キャラクター設定やら物語の展開…主人公のである藤本やヒロインの佐倉の知り合いがラーメンに関する事件、厄介事を持ってきて解決…という構図もそっくり。ただ、コチラの主人公には山岡には無い「独立してラーメン屋を開く」という夢があり、サラリーマンとしての業務にもラーメンに関わるネタがある等、差別化は一応アリ。まぁ、芹沢との対決なんかは究極vs至高的ではあるのですが、雑学ネタとしてはオススメ出来ます。
芹沢:甘いな。逆だ。いいものが常に認められるとは限らない。


140.「美味しんぼ」 作:雁屋哲 画:花咲アキラ …東西新聞におけるマトモな人材の比率 3%位しかいないんじゃないか?
ご存知、日本のグルメブームを牽引したマンガ。雁屋先生は伝説の「野望の王国」の原作を書いた人(ロボットアニメ「UFO戦士ダイアポロン」の原案であるマンガの作者でもあります)でもあるので、作中に政治的思想が入っているのは難ですが、単純に海原雄山と士郎という親子の構図としても面白く、士郎と栗田さんがくっつくに至る経緯などもラブコメとしてフツーに面白いです。しかし、個人的には最近丸くなっちゃった雄山にはちょっと物足りなさを感じてしまったり…。(笑)しかし、東西新聞における山岡の上司連中の殆どは絶対に上司にはしたくない奴ばっかりだなぁ…。
雄山:亭主ッ、今日の客の人選は何だ!!食べ物の味もわからん豚や猿を、私と一緒の席に着かせるのか!!


139.「ぼのぼの」 いがらしみきお …意外な奥の深さ 90%
ラッコの子供ぼのぼのとその友達、アライグマくんやシマリスくんを中心に繰り広げられるほのぼのとした4コマ(8コマ)マンガ。ただ、ほのぼのとしている中にもある種哲学的な問いかけ、謎かけのようなモノが隠されていて何気に難しく、テーマ性を持ったマンガだったりします。
しまっちゃうおじさん:さぁ〜悪い子はどんどんしまっちゃおうね〜


138.「魔法陣グルグル」 衛藤ヒロユキ …もっと恥ずかしく、もっと情けなく度 99%
父親に無理やり勇者として旅立たされた少年ニケと、グルグルと呼ばれる不思議な魔法を使える女の子ククリの冒険を描いた、ドラクエ的なRPG風の世界観で繰り広げられるファンタジーギャグマンガ。二度に渡ってアニメ化される程の人気作品です。ホノボノした絵柄で展開するシュールなギャグや、キタキタおやじを始めとするキワモノサブキャラクター達が魅力的。
ニケ:ぼくにはとてもできない


137.「ふたりぼっち伝説」 佐藤ショウジ …掛け合いの面白さ 82%
ヤングキングアワーズというマイナー気味なマンガ誌、しかもそれに不定期連載していたという伝説のマンガ。以前コレに挙げた「ハイスクールオブザデッド」の作者が描くショートギャグマンガです。タイトルどおり、登場人物は主人公の自称天才トレジャーハンターのマルチナと、宝の番人であるガイコツのみ、というモノなのですが、何とナシに面白いマンガで、やってる事は結構えげつないのに妙にほのぼのしてます。
ガイコツ:なんだよその胸元!!ケンカ売ってんのか!!露出度高ぇのか低いのかわかんねぇんだよ!!もっとその巨乳を活かしてだな…こう男をグッと思わせるしぐさの一つも…
…ま、いいや。んなことおまえにいってもな…(唾を吐き捨てつつ)



136.「DOKURO〜毒狼〜」 猿渡哲也 …タケオの飲む特等刑務所のコーヒーは苦い、度 90%
政界すら裏で牛耳る新興宗教団体「涅槃創生会」に殺し屋…教団保安局粛殺班として育てられたキクチタケオが、教団にそむき脱走、復讐を図る、というモノ。キクチタケオの存在がまるで「ボトムズ」のキリコ的なモノになってしまいスケールオーバーになった割に、ラストがかなり呆気なかったのが残念かも。アクションマンガとしては流石に格闘マンガの雄が描いているだけに迫力充分で、キクチタケオの武器、ファングブレードワイヤーも面白く描かれてます。
涅槃創生会粛殺班メンバー:一闡堤に血の粛清を


135.「乱飛乱外」 田中ほさな …時代考証をしてはいけない度 100%
時は戦国、額に角を持つ為人々から受け入れられず、孤独に過ごす少年、雷蔵は、ふとした事からかがり等3人の女忍者と出会い、自らの出生の秘密を知り、滅亡した刀家の御家再興を目指す…と書くと、本格的な時代:劇マンガっぽいんですが、その中身は…殆ど萌えマンガです。くのいち達の由美かおるもビックリな不知火舞に匹敵する露出度といい、火縄銃なのにウィンチェスターライフルの様なレバー(?)が付いていて連装式だったりと「無限の住人」とは違う意味で時代考証などやってはいけないマンガです。(笑)
ただ、エロも健康的、という部分からは逸脱しませんし、ドタバタ劇ながら各キャラクターの心情面では割とマトモな書き方をしている等、典型的な美少女ハーレムマンガなれど、割と…というか意外とちゃんとやってるマンガでもあります。
かがり:私を見てて!!


134.「Y十M〜柳生忍法帖〜」 作:山田風太郎 画:せがわまさき …ビジュアル的魅力 75%
「バジリスク」に続いての山田風太郎「忍法帖」シリーズ原作のマンガ化作品。会津藩の加藤明成と芦名衆に復讐を誓う堀一族の女七人と、沢庵和尚の推挙で彼女等の助太刀をする事になる柳生十兵衛三厳の活躍を描くアクションマンガ。「バジリスク」程単純明快でもなく、かといって別段難しい物語でもないんですが、凝っている作品ではあります。
十兵衛:んふっ


133.「鬼斬り十蔵」 せがわまさき …意外なオチ、度 90%
せがわ先生が「バジリスク」で一躍名を挙げた為、注目された作品。陰陽道、天狗、河童、妖狐、狗神憑きといったオカルト要素を織り交ぜた作品ですが、もはや珍しくも何ともなくなってしまった題材を上手くまとめた作品です。オカルトの要素で話を展開しながらもそれだけに留めておりません。
最終局面で真のラスボスが意外な所から登場し、そのまとめ方がかなり面白く、個人的にはオリジナルという点も含め「バジリスク」より高く評価してます。でも、山田風太郎風味ではあるんだよなぁ…多分、作者がファンだったりするのでしょう。
十蔵:承知


132.「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」 作:山田風太郎 画:せがわまさき …奇想天外度 80%
山田風太郎の超人気小説「忍法帖」シリーズ1作目をマンガ化した作品。アニメも制作されましたが、アニメの方は日本初の個人向けファントにて制作資金を募った事で知られます。人間離れした超絶秘技を駆使して戦うアクション、そして誰一人として報われぬ結末は迫力充分です。
朧:大好きです、弦之介さま


131.「死刑囚042」 小手川ゆあ …お仕着せでない感動 98%
死刑廃止に向け、脳にある一定度以上の興奮を察知したら爆発するチップを埋め込み、監視の下で社会奉仕をさせる、という実験体となった042こと田嶋と、その実験を通じて知合う人々の物語。罪と罰、そして生と死について深く考えさせる作品で、難しいテーマでお仕着せ的なお涙頂戴とはせず描ききっています。
椎名:僕はね、死刑そのものについては賛成なんですよ


130.「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」 作:庄司卓 画:角井陽一 …紅葉の目立たなさ 85%
若年層向けライトノベルからメディアミックス的展開をしたSFマンガ。抜群の反射神経を持つゲーマー少女・山本洋子(とその仲間)がゲーム的な「人の死なない戦争」によってテラとネスに分かれ覇権を争っている未来に飛ばされ、最新鋭戦艦のパイロットとなって活躍する、というモノ。SF的用語も色々出てきますが、基本ラインは三角関係ラブコメかも。
ヨーコ:誰にケンカ売ったか教えてあげる!


129.「プレッシャー」 作:よつや文 画:原田久仁信 …全巻揃えるのにかかった年月(絶版後) 5年と10ヶ月
交通事故で最愛の妻と娘を失い、右手に大きな傷を受けた天才レフティの海洞は、実は娘が生きている事を知り、自分の生き様、戦いを娘に見せる為再起する、というゴルフマンガ。父が5巻だけ買ってきて放置していたモノを私が全巻そろえたのですが、当時はネット環境も整ってはおらず、ひたすら足で探した…足掛け5年は探しましたよ、ええ。まぁ、完結の仕方とか色々イマイチではありますが、違う意味で思い出深いマンガです。
海洞:…俺の…俺のこの戦いを、見てもらいたい人がいる…たったひとりでいい…見ていてもらいたい!


128.「東方機神傅承譚ボロブドゥール」 太田垣康男 …独特の世界観度 90%
「ムーンライトマイル」等で人気の太田垣先生の伝奇ロボットマンガとでも言うべき作品。絶大な権力を握る僧会によって凶者と呼ばれる犯罪者への処刑が日夜行われる世界で、姉を殺した僧兵を殺した為に凶者となったアロンの反抗を描きます。実に独特かつ不思議な世界観です。機神のデザインも、アートストームの「MAZINGER1901」的なグロ系で、人を選ぶデザインですが、世界観にはマッチしてるかと。
アロン:俺たちだって…こぼれ落ちる為だけに生まれてきた命じゃねえぞ!!


127.「デンドロバテス」 作:石渡洋司 画:山根章裕 …世間を騒がす殺人事件とかでリアルに依頼がありそう度 99%
デンドロバテス=ヤドクガエルとは南アメリカに生息する体調数センチの小型のカエルで、皮膚に猛毒を持っている…うだつの上らない新宿北署の会計課に勤める刑事・仙川は、実は巷で噂の復讐代行屋「千の銃を持つ男」だった、という、「職業殺し屋」的なマンガ。と、いってもコチラはリアル路線とでも言うか、そんな感じ。仙川の正体等、謎解きの要素もあり引き込まれます。確かに、このご時勢は完全に第三者なのにも関わらず、怒りに震えてしまう卑劣な犯罪が横行していますから、この手のマンガは有利なんじゃないかと。実際に起きた事件で話題になった事例(人権派弁護士とかペッパー○ンチとか船○吉兆とか)も皮肉たっぷりにネタにしています。
仙川:お互い…警察銃(そいつ)を使う資格は無ェだろ


126.「傷だらけの仁清」 猿渡哲也 …主人公の不器用さ 100%
猿渡先生渾身のヒューマンドラマ。ゴミ捨て場で生まれ、孤児院で擬似家族を体験し、より強い絆を求めてヤクザとなった永井仁清の、仁義、恩義、律義…3つの義によって無骨に、不器用に生きる様を描く、上っ面だけではなく真の意味で熱いマンガです。ゲーム「龍が如く」に近い設定ながら、それよりも遥かに濃密で上質なドラマを見せてくれるオススメマンガです。ふとしたキッカケで仁清と深く知り合う事になる警察署長一家の面々の優しさが泣けます。しかしこの警察署長…顔だけなら「タフ」とかでインテリヤクザとかやってそうな典型的な猿渡悪役顔なのですが、その期待を裏切る善人っぷりがかなり魅力的です。
仁清:でもな、お嬢、こんな傷はたいしたことねえんだよ。本当に痛くて苦しいのは目に見えない傷なんだ。


125.「GUNSMITH CATS」 園田健一 …エロとアクションの融合度 90%
コブラGT500を駆るスゴ腕のハンター・ラリーとその相棒、娼館出のロリ爆弾魔・メイの活躍を描く。作者の趣味丸出しなアメリカンマッスルカーが繰り成すチェイス、銃器の知識を生かしたガンアクション、更に作者が知る人ぞ知る脱衣麻雀「アイドル雀士スーチーパイ」のキャラクターデザインの人なので、エロエロな描写も満載というオイシイマンガです。
ラリー:やめるのやーめた!


124.「マカイどー」 大和田秀樹 …ドラパロからの逸脱度 97%
またまた紹介する大和田センセpresentsのバカ漫画。今はヴァカでダメ(ついでにスケベ)な高校生の米田米造は、実は22世紀で世界を救う総理大臣…そんなダメ高校生を覚醒させる為に未来から来た骨董屋・マカイど〜が巻き起こす騒動を描く、所謂「ドラえもん」パロです。大和田節とでもいうべきバカ展開がスゴいです。
ヨネゾー:おっぱいがキライな男なんかいるもんかっ!!!オレは、オレは…おっぱいの為なら死んでもいいッ!!!!


123.「ドスペラード」 大和田秀樹 …萌えの本質を映し出す度 75%
大和田センセの「萌え」をキーワードにした…ええ、バカマンガです。ただ、キョーレツ過ぎて打ち切りになったみたいですが、それすらもネタに…それも「イデオン」ネタとは…。主人公が童貞、という点では「ガンソード」に匹敵。ネットゲーム風な世界観にて繰り広げられる、もはや常人では絶句しかねない程のバカ展開、そしてラストの怒涛のおバカラッシュはもう…パワフル過ぎます。
ちゅーか、下で書く名台詞、「999」とマッキー双方へのパロか!?しかし、中々秋葉原の住人にはキツいパロなのでは?
エイジ:萌えは童貞(ゆめ)を裏切らない。童貞(ゆめ)もまた萌えを裏切ってはならない


122.「CARAT!」 渡辺祥智 …主人公の”羊の皮を被った狼”度 90%
何と言いますか、すんごく少女マンガ的な絵柄ですし、描いているネタは魔法少女…一部の大きいお兄さん向けなマンガに見えなくもないですが、実は「大魔法峠」と同様その本質はまごう事なき「バカマンガ」です。(笑)主人公が委員長風(あくまで風、しかも外見のみ)な三つ編みメガネっ娘、主人公を魔法の世界に導いたプリンセス候補のロリッ子…更にそのギャルゲーチックな絵柄により、萌えマンガ認定してしまっても差し支えないマンガではありますが、小賢しくも「泣ける話」とかに走っていない突き抜けたバカマンガっぷりは、萌えを毛嫌いしている人にもオススメできます。…ただ、通販でもなきゃコミックス探すのも大変なんですが。(笑)
主人公の変身の呪文が「肉うどん」だわ、ライバルの魔女っ子は男だわ、ブリリアント四天王は3人しかいないわ…表紙買い(Amazonとか参照)するとガクゼンとする事うけあいです。
ジル:やはり…コーディネートはこーでねーと


121.「K2」 真船一雄 …受け継がれる高潔なる魂度 100%
「スーパードクターK」「Doctor K」の更なる続編。Kの一族の謎が本格的に解明された作品。KAZUYAの意思を受け継ぐ新たなK…神代一人の活躍を描く。KAZUYAの死後を描くにあたり、KAZUYAが残したメスを持つ患者を登場させ関連性を強くしている他、初代に登場したKのクローンである一也の成長物語としても位置づけられているようです。最近、かつての名作の安易な続編が増えている…しかも、元々の作者の手から離れて商業誌にも関わらず同人誌的に、という状況で、数少ない期待している「続編」です。
一人:命を救うための努力を放棄した瞬間から、お前は医師ではなくなる。


120.「Doctor K」 真船一雄 …”スーパ”ーが取れた度 90%
ご存知、「スーパードクターK」の続編。正に「スーパー」な「ドクター」だった前作とはうって変わり、実の妹の存在を知り翻弄されたり、記憶喪失になり不安を口にしたり、と人間的な弱さが全面に出ている為、「『スーパ』が無くなったただのドクターK」と揶揄されもしますが、物語のふり幅が大きく、また自身がガンを再発した際に見せた「医師としての究極の姿」が非常にまぶしく見える作品です。
K(記憶喪失時):オレは医者でなければ…なんの価値もない人間なのか…


119.「ダブル・ハード」 今野直樹 …お前にはできないかもしれない度 95%
ヤンキーマンガというか、チーマーマンガ。かつてたった2人で族を壊滅させ、「ツーメンアーミー」の異名を持つ速水と鷹山のコンビの活躍を描く、ケンカ版「シティーハンター」的な作品。月刊ジャンプでかなりの長期連載を果たした隠れた名作です。
速水:お前にはできないかもしれない。


118.「TOUGH」 猿渡哲也 …ガリガリ君度 80%
「高校鉄拳伝タフ」の続編。全作ラストで鬼龍に再起不能にされたおとんの為に、ヤクザの闇試合に参加、という初手からハードな展開。最近(2007年現在)ではハイパーパトルでの静虎、鬼龍…そして二人の兄・尊凰とキー坊、というパワフルな展開に。コミック巻末に描かれた鬼龍が…ガリガリ君かよ!!(笑)
キー坊:美味いから喰うんやない。生きる為に喰うんや。


117.「タフ外伝 OTON」 猿渡哲也 …おとんの純情度 90%
「高校鉄拳伝タフ」の外伝的ストーリー。キー坊の父親にして「タフ(元祖限定)」中、最も愛すべきキャラクターである「おとん」こと宮沢静虎の活躍を描くハートウォーミングな短編。他、9.11同時多発テロをオチに使った鬼龍の外伝もあり。
おとん:バーテンさん!プロテインのミルク割りをおかわりっ!!ミルクは成分無調整!低温殺菌したものをお願いします!


116.「高校鉄拳伝タフ」 猿渡哲也 …王道度 95%
「バキ」と並ぶ格闘技マンガ作品。最強と言われる実践型古流武術「灘神影流」を受け継ぐ高校生・キー坊が強い男と戦っていく王道ストーリー。初期から中期を強く支えたアイアン木場の存在や、鬼龍の登場と灘神影流の因縁等、面白く読める要素が多いです。そういやパチンコにもなりましたな。
朝昇:んかぁ!!


115.「キャッツ・アイ」 北条司 …他所でネタにされる度 75%
ご存知、アニメはおろかドラマにもなった美人3姉妹のスリ…ではなく、美術品専門の怪盗。駒井悠の4コマ「怪盗G」でもネタにされていたりとパロディにされる機会も多い作品です。杏里の歌った主題歌も大ヒットしましたっけ。「シティーハンター」と同様、アンダーグラウンドなネタを用いながらもオシャレなイメージが強くそれを感じさせないばかりか、物語自体も硬軟併せ持っているマンガ。主人公の瞳とその恋人であり刑事の俊のニアミスなど、読み手をほドキドキさせる演出が上手いです。まぁ、ラストはあまりにご都合主義…という気がしなくはないですが。
ちなみに「シティーハンター」では美樹と海坊主の喫茶店が「CAT‘S EYE」だったり、レオタード姿の美人怪盗・麻生かすみが登場したりとセルフパロディ的な事もやってます。
俊夫:こんなすばらしいことはありませんよ…だってそうでしょう?瞳ともう1度…もう1度恋ができる…


114.「デビルマン」 永井豪とダイナミックプロ …アニメ版とは違う度 100%
半ば伝説となっている怪奇SFマンガの雄。アニメ版と違ってビームやカッターは使いませんが、その徹底したバイオレンス描写と壮絶な物語は今読んでも決して色あせません。今となってはその画風も些か時代遅れの感がありますし、安易なエログロに走ったりと評価が微妙になってしまっている感が否めない永井先生ですが、本作然り、やはり天才なのです。
不動明:これが、これが俺が身を捨てて守ろうとした人間の正体か!地獄へ落ちろ人間ども!


113.「桃色サバス」 中津賢也 …健康的なエロ度 80%
ナゼか事故によく巻き込まれるものの悪運の強さで生きてきた高校生・玉吉の元に一人の少女が現れる。魔女だと名乗るその少女・カゴメは彼は魔王の魂の一部が乗り移っており、その為早死にする呪いがかけられているのだという。そんな玉吉のボディーガードをするというカゴメだが、実は魔界からの刺客で彼の命を狙うも、すっかり玉吉の純情さにほされてしまい、本当に押し掛けボディーガードとして一緒に暮らす事に…という、「うる星やつら」に健全なエロを付け加えたような漫画。ヒロイン各のカゴメが地味に感じる程ワキ役陣の個性が強く、最後もキレイに終わっているのが高ポイントかも。その中でもカゴメ達のヌードを撮る事に執念を燃やす玉吉のオヤジ・玉三郎や作者の読み切りマンガよりゲスト出演(?)のイーピンゴッデスはキョーレツです。
カゴメ:あたしを…ボディガードにやとわない?


112.「王狼」&「王狼伝」 作:武論尊 画:三浦建太郎 …武論尊度 80%
「ベルセルク」の作者と「北斗の拳」の原作者のコラボ。古代モンゴルに飛ばされた歴史学者・伊波が、チンギス・カンとなった源義経と武蔵坊弁慶と出会い、歴史の渦に巻き込まれる、というモノ。それぞれ単発でリリースされてますが、続きモノです。
伊波:この子の名はフビライとするー!!


111.「超兄貴」 田丸浩史 …原作無視度 95%
一部で絶大な人気を誇る肉体系シューティングゲーム「超兄貴」のコミカライズ…ながら、ゲームの独特の世界観を描く訳でも無く、ただひたすらに田丸節です。
それ以上でも以下でもなし。
垢:ワシラに栄光あれーーーーー!!!


110.「課長王子外伝」 田丸浩史 …原作の方から無視され度 100%
OVAだかでやっていたアニメのコミカライズ。本編は昔バンドでヴイヴイやってたが今はサラリーマンな男が奏でるギターが宇宙を救う…とかそんなんらしいが、こういうのを田丸先生にやらせちゃ終わり、という良い例。いや、マンガは完全に原作を無視していて公式サイトでも「なかったこと」扱いらしいんですが、一部ではOVAより全然良い、なんて言われてもいたり。
王児:やっぱ金持ちんなってヘラヘラ暮らしたくはあるよな


109.「レイモンド」 田丸浩史 …ドラパロ逸脱度 75%
主人公の小学生・瑞希の机の引き出しから突如やって来た海兵型ロボット・レイモンドの巻き起こす騒動を描く…って、設定モロ「ドラえもん」です。何でも当初はタイトルロゴまで「ドラえもん」のパロだったとか。ちなみに田丸氏、未来から来たヤクザ型ロボット、というネタのマンガも過去やってます。
話の中身は田丸節。ついていける人にはタマラナイがついていけない人の方が圧倒的に多い、という…。個人的に一休さんの転がり落ちていく内に開き直ってしまったキャラクターが好き。
レイモンド:…Death…is open…?(…死が…始まる…?)


108.「究極!!変態仮面」 あんど慶周 …そりゃ苦情もくるわ、度 98%
拳法部に所属する色丞狂介は正義感の強い熱血少年。しかし彼には人には言えぬ秘密が…彼は顔にパンティーを被り、殆ど裸の格好で悪を退治する巷で噂のヒーロー”変態仮面”なのだ!!…という、よくこんなのが少年ジャンプに…というレベルのスゴいマンガ。しかしギャグマンガとしては下品さを考えなければかなりレベルが高い秀作で、記録とかを打ち立てた訳でもないのに当時ジャンプを読んでいた人は皆このマンガは覚えている、という「記録」ではなく「記憶」に残るマンガです。流石に連載している時からPTA等から苦情の耐えないマンガだったらしいのですが、中身はまっとうな学園青春ヒーローモノです。最終的にヒロインの愛子ちゃんではなく、”御色拳”の春夏と結ばれる、というのはビミョーな気もしますが、面白いんですよ。(偏愛録参照)
変態仮面:それは私のおいなりさんだ


107.「企業戦士YAMAZAKI」 富沢順 …読み終わった後「ありがとうございました」と言いたくなる度 90%
NEO=SYSTEM社が派遣する凄腕の派遣社員、山崎宅郎はスゴ腕のビジネスマン。その正体は、かつて過労死したエリートビジネスマンの脳を移植されたサイボーグ…企業戦士(ビジネスコマンドー)だった、という異色のビジネスマンマンガ。周囲の人間を導く山崎のキャラクターも然る事ながら、特撮チックな最後の決闘シーンもまた面白い、一粒で二度楽しめるマンガです。
山崎:0.12秒遅い!


106.「機動警察パトレイバー」 ゆうきまさみ …大人をやらない大人の性質の悪さ 100%
東京湾のバビロンプロジェクトを契機に発展した作業型ロ…以下略に、最新型の警察用レイバー”イングラム”を擁する警視庁特車二課の面々の活躍を描くロボットアクションマンガ。メディアミックス展開云々を除いても、ロボットマンガというジャンルで一番ヒットしたのはこのマンガじゃなかろうか、と思う作品です。
程よいギャグを交えつつ、基本シリアスに展開する特車二課の活躍は、対するシャフト企画七課の特異性も相まってかなり”読ませる”マンガに仕上がっています。劇場版第3作の元となった廃棄物13号ネタや、篠原重工のスキャンダル等社会風刺的なネタも少なくなく、劇場版の様に後藤隊長が必要以上に出しゃばっていないのも、本作を野明らの成長物語とするなれば非常に高ポイントですね。終盤にて、グリフォンを御した野明がテレビのインタビューに答えていた姿など、この事を特に印象づけます。詳しくは「大惨事」参照
野明:あたしのイングラムはなぁ…あたしが毎日乗って…少しずつ動きを覚えさせて…ここまで鍛えあげたんだ…あんたが気まぐれで遊ぶ玩具とはなぁ…違うんだっ!!


105.「マリアナ伝説」 ゆうきまさみ&田丸浩史 …田丸臭 75%
男子シンクロをネタにした…というと、人気ドラマ「ウォーターボーイズ」のパロディと思われがちなれど、実は企画はコッチのマンガの方が先なマンガ。世間での評価は雲泥の差だけれども。まぁ、中身はラブコメ色の強い田丸味で、ゆうきまさみ的な味は薄口な気がします。
水っ球さん:くっくっくオレか?オマエのよーく知ってるヤツよ!


104.「大魔法峠」&「超大魔法峠」&「超超大魔法峠」&「超・超・超大魔法峠」 大和田秀樹 …こんな魔法のプリンセスは嫌だ度 0%=むしろ上等
コレまた大和田先生プレゼンツのバカマンガ。転校生・田中ぷにえちゃんは魔法の国から修行の為にやってきたプリンセス…というどっかで聞いたような設定ながら、このぷにえの性格が…。(笑)未来の女王様(と、いうか独裁者)の繰り出す肉体言語(サブミッション)が光ります。タイトルは違いますが実質4つとも同じ作品です。
ぷにえ:命を狙う家臣の一人や二人御せずして王と言えるかよ


103.「警死庁24時」 大和田秀樹 …脱ぐと強くなる度 97%
大和田先生得意のバカマンガ。いや、コレはホメ言葉ですよ、ええ。大和田先生プレゼンツバカマンガの中でもコレは代表作といっても過言ではないでしょうな。警視庁に手の負えない事件が発生した際に出動する”警死庁”の活躍?を描いていますが、そんなスジよりも、圧倒的とも言えるパワフルさこそ本作の魅力。
雪村京太郎:言葉の始めと終わりに”サー”をつけんか!!!このクソ虫が!!!


102.「闇鍵師」 作:中島かずき 画:赤名修 …雰囲気の良さ 88%
江戸市中でも腕利きと評判の錠前屋・錠之介にはもう一つの顔がある。彼は人の心に憑く魔物を錠前に封印する”枢り屋”なのだ。江戸時代を舞台にした魔物マンガなれど、魔に憑かれる人々の描写は心理面、ビジュアル面共にかなりスゴいです。漫画アクション連載という事で知名度はイマイチですが、面白いです。ちなみに中島かずき先生は「グレンラガン」で脚本とかもやってます。
錠之介:扉を閉めて錠前をおろせばその中の想いも一緒に閉じ込めちまう。”錠”は”情”なんです


101.「ゲッターロボアーク」 石川賢 …未完が無念度 100%
石川先生が急死されてしまった事で、事実上続編が作られる可能性が消え去ってしまいました。
竜馬の息子、拓馬を主人公に据え、再び地下に潜った恐竜帝国と人間のハーフ・カムイをサブ主人公的に扱い、その顛末を含め、その経緯とその後が非常に面白そうだったのですが…残念です。ただ、どこぞのヘボに企画モノAV的な形で「ゲッターロボ」の名を使われる位なら、石川先生の死と共に私も「アークの続きが…」なんてキモチは捨てます…いや、見たかったけど。(「大惨事」参照)
拓馬:オヤジの名は流竜馬だ!!!


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