100選クローズアップ編 その8

2013/11/29〜12/01 「寄生獣」(24)の実写映画化&アニメ化に期待しないワケ

昨今テレビドラマの原作に漫画やライトノベルが用いられるのは良くあるケースになってしまっています。今回ネタにしている「寄生獣」もそうですが、他にも実写映画化として「ルパン三世」とか「宇宙兄弟」とかの名前もチラホラ見かけます。

まぁ、「ルパン三世」って実はコレで二回目なんですけどね、実写映画化。私も見た事はないんですが、ルパンは目黒祐樹さん(松形弘樹さんの弟)、次元は何と「北の国から」で知られる田中邦衛というトンデモなキャストで、「ルパン三世」といえばモンキーパンチ先生なのに、何故か制作に赤塚不二夫先生の名前が挙がっているという変な映画。アニメのファンなら誰しも「こんなん違う」と言いたくなる作品らしいんですが、マニアの中にはコレはコレで味がある、という評価をしている人もいたりするそうで。

そういえば今度のルパンは小栗旬さんとの事ですが、少し前ですが…私と同世代で漫画と共に青春を過してきた人ならば必ず覚えている作品…”記録”ではなく”記憶”に残る作品の代表格「究極!!変態仮面」が実写化されましたよね。この映画化に一役買ったのが、「変態仮面」の大ファンだと公言している小栗さん、とも言われていますが…映画でパンティー被ったのは小栗さんではなく別の俳優さん。

その是非に関しては私は何にも言えません。小栗さんと同様私も原作である「究極!!変態仮面」の大ファンではありますが、実写映画は見てないし今後も恐らく見る事は無いと思うので。ただ、聞くところによると小栗さん、パンティー被る気満々だったらしいんですわ、ええ。(笑)ただ、この役に関して事務所が彼をCMに起用しているスポンサーに相談した結果全てNGが出て、結果断念する事になった…という話もあるんだそうで。ちなみに
狂介の母親役として出演していた片瀬那奈さんも撮影ではノリノリだったものの、その役どころ(SMの女王様)がスポーツ誌に掲載され反響が大きくなってしまい、所属事務所がPR協力をNGにしてしまったんだとか。片瀬さんはオファーに対しても即答で快諾したとの事ですが、ガンダムファンを公言している芸能人の一人で、富野御大と対談までした人。ガンダムファンにになったのは漫画版(どれかは分かりませんが)を見て、との事なので、もしかしたら「変態仮面」も読んだ事があったのかも知れませんね。

…まぁ、この話は所詮芸能界にまつわる噂の一種ですから、信じるも信じないのもアナタ次第、ですが。

ともあれ、漫画や小説の映像化に関して言えば、アニメ化よりも厄介な要素は多いでしょうね。例えばキャストの問題。仮にファンサイドが納得するキャストでオファーがされたとしても、オファーされた側がそれを受けてくれるかは分からない訳です。コレは本人の意思もありますが、事務所の意向やその俳優が抱えるスポンサーの意見という奴も絡んでくる訳です。コレ、「寄生獣」はまだ良い方かもしれませんが、「変態仮面」レベルだとキッツイハードルですよね。逆に、イメージの良い原作やキャラクターの場合は大手事務所やスポンサーからのごり押しという奴が出る可能性が出てきますね。

「ウチのこの娘をヒロインに起用しなかったらおたくとの今後の付き合いは考えさせてもらう。」

とか、

「会長がファンだからこの女優を映画に出せ。さもなくばスポンサーを降りたっていいんだ。」

とか、安いドラマとかにありそうなごり押し…無い訳がないですよね。似た様な形の”おつきあい”という奴が一般企業でも良くある事ですから。監督が実力者でそういった意見をある程度無視出来るなら良いですが、この手の映画に起用されるのは割と「売り出し中」とか「若手実力派」、「新進気鋭」の監督になるケースが多い訳でね、そうなるとこう言った外野の意見に振り回されちゃうってケースは…あるんじゃないかな、と。でもそんな事受け手は知った事じゃないですし、イメージのかけ離れたキャストはそれだけでゲンナリ…視聴する意欲を削がれてしまいますわな。

そして、「売り出し中」「若手実力派」「新進気鋭」の監督であればある程、外野のテコ入れを考えなければ多分に”我”を入れたがる傾向が強い気がします。自分の撮りたい絵が強い、と言いますか、作品に自らの思想や趣味を”押し付け”てしまうパターンって奴です。コレは世間で言われる「原作レイプ」という奴の一種ですね。万人のイメージを完全に映像化は出来ないのは当たり前な訳ですが、ただそれでも原作ファンは原作の再現を期待する訳ですよ。だって”原作のファン”なんですから。

ブッダのファンは別にスブーティーとかラーフラとかアーナンダのファンではない訳で、スブーティーとかラーフラとかアーナンダがブッダの教えを受けて発した言葉だとしても、ブッダの言葉に心酔する人にとってはそれはもうブッダの言葉そのものではなく、弟子達による解釈に過ぎない…と、些か分かり難いな、この例えは。(苦笑)

要するに、映像化スタッフが原作を受けとめた際の解釈…それによる”我”の封入…早い話アレンジが、例えばアニメ版「あしたのジョー」の様に原作ファンのイメージとマッチしていればコレは好意的な解釈をされ、原作以上とすら称賛される場合もあります…ありますが、”我”の方向性がズレにズレまくっていたとしたら…目も当てられない事態になります。

こんなん俺たちの見たかった○○じゃねぇんだよ

という奴です。原作が人気作であればある程、監督は難しいかじ取りを強いられる筈なんですが…小説とかの映像化はともかく、昨今の漫画原作の映画やら、昔のアニメの実写リメイク映画とか…正直、悪評ばっかり聞こえてきます。

コレ、前述したテコ入れ云々を考えなければ、むしろ「○○の名を使ってやりたい事やった」だけなんじゃない?という疑念が湧くんですね、制作者サイドに。結果としてそれが面白い作品になってりゃあ良いんですが…映画化でもドラマ化でもアニメ化でも良いんですが、”我”強ければ強い程、原作持ちの作品だと鼻につく訳です。だったらオリジナルでやりたい事やって勝負すればいいだろうが、と。

ウチのサイトに割と長くいるゲストの方は、私が日記等で

「私は原作の漫画のファンであればある程、それをアニメ化や実写化した場合見ません」

という様な事を書いているのを目にした事がある人もいる筈。私もある程度は原作と映像化されたモノはもう別作品、と頭では理解しているつもりなのですが…思い入れが強いとどうしても…許せなく感じてしまうケースってある訳でね。だったらもうハナッから期待しねぇよ、というのがここ数年の私のスタンスとなっている訳です。期待しなけりゃ裏切られる事もない訳でね。
勿論、私は別に映画化なりアニメ化なりに期待している人はそれで良いんです。実際、面白いモノに仕上がるのかもしれませんし、ハナッから期待しない、自分からは見る気も起こさない…というのは、我ながら些か消極的な行動とも思っていますしね。

ただ、今回の「寄生獣」…コレに関しては、色々と思う所があります。先ずは多分多くの人が感じたであろう「何で今更?」という奴。こう言う意見に関しては、とかく文学作品やら漫画の古典名作を引っ張り出して、アレだって発表されてから何年経過して映像化されたが、映像化されたものだって高い評価を…というような事を言い出す人がいるやも知れませんが、今回居たとしても無視です。そういう事に私の主眼がある訳ではないので。

まぁ、映像化が遅れた、というのは実はアメリカの映画配給会社が「寄生獣」を映像化する権利を確保していた為に、国内外の制作会社から映像化したいという話があっても手を出せなかったのが、今年に入ってその期間が終わった為に今映画&アニメ化…というのが出て来た、という事らしいです。実は「寄生獣」という作品は地味に長く売れ続けた作品で、現在では累計部数が1000万部を突破している隠れたヒット作品なのです。決して”マニア受けしたマイナー作品”ではないのですね。そういう訳で当然アニメなり実写化の話はあったのでしょうが、長い事塩漬け状態にされてしまっていた訳ですな。

ですがどうなんでしょ?「大惨事」とかの記事にも書いた事がありますが、作品には”その時代に合わせたリアリティー”という奴がある訳です。「寄生獣」という作品は環境問題やエコロジーをクローズアップした作品でもある訳ですが、今と連載当時ではややエコや環境問題に関して風潮がやや違ってきている、という部分がある筈。それ以外にも、当時はスマホはおろか携帯電話だって普及していないし、ツイッターやフェイスブック、ラインだって当然ありません。コレって考えようによっちゃあパラサイトにとっては死活問題になりうるツールな訳ですよ。その場で不特定多数と連絡が取れる、写真や動画だって撮れてそのデータをその場で誰かに送れる…だからといって、平時では携帯使ってるのに肝心な部分で使わなかったりしたらツッコミが入りますよね。

連載当時にこの作品に出会っていた人ならいざ知らず、原作漫画そのものの描写だけで映像化した際のリアリティーを確保できるのか、という点…これは難しいですよ、ええ。もういっそ原作連載時の時間軸として描いてしまえば楽かも知れませんが、この辺のセンスは重要になって来ると思うんですよ。私は「寄生獣」のファンですが、原理主義者ではありません。ですから、完全に原作どおりにやれ、とは言うつもりは無いんですが、変えるんならそれ相応の、状況や時代に合わせた工夫はすべきかと。

で、恐らく…というか間違いなく実写映画ではパラサイトの捕食や戦闘はCGで再現するのでしょう。早くも深津絵里さんの頭が割れるだのと話題になってますね。確かにCGの技術的な面では、「寄生獣」は今でこその作品なのかも知れませんが…コレにも私は少々思う所が。先ず考えられるのが、ほらCG凄いでしょ〜という見せ方に作品がなってしまい、内容がおざなりにされてしまう点や、もっと単純に再現出来てねぇじゃねぇか、で終わっちゃう可能性です。

パラサイトが頭をガバッと開いてガブッ…というシーンや、頭をらせん状に変形させ刃物を形成して切りかかる、というシーンはインパクト絶大な「寄生獣」の代表的なシーンではありますが、それに泥濘されてそこだけに拘られても困っちゃいますよね。「寄生獣」がそれだけの作品なら息の長い人気を獲得してはいなかったでしょうし、そういうアクションシーンが見たければそれこそ国内ではなく海外…ハリウッドでバカ映画にされてしまった方が良いとすら思いますよ、私は。「寄生獣」を「寄生獣」として描くつもりならば、CGでのパラサイトの再現よりも物語…脚本を重視した方が良い様な気がします。

更に言えば、映画版は二部作という事ですが…多分母親を乗っ取ったパラサイトを殺すまでが一部、そこからラストまでを二部、という分け方になるんだと思いますが、全10巻を、せいぜい2時間枠2本という形になる訳です。こうなると、どこまでテーマ、描きたいものを絞れるか…この取捨はかなり厳しいんじゃないかと。舞台設定の説明で時間を食われる様ならアウトですし、「寄生獣」を知っている人のみ相手に…というのも出来ないでしょう。加奈とか島田…下手したら広川や浦上までカット、とかになってしまう気もしてしまいます。それどころか、広川のポジションに田村良子を持ってきてしまう可能性すら考えられてしまう訳で…。こういった尺の都合による改変をファンが納得出来る作りに出来るかもキーになるかと。だからといって、カット無しで全部尺に収めた結果、展開が早過ぎてとてもついていけない状態だったり何が何だか分からなかったりしていたら本末転倒です。

あ、ずっと実写映画版に関して書いてますが、アニメ版はアニメ版で危惧する部分は多いですよ。例えば、地味な岩明先生のキャラクターをアニメ向けに今風にアレンジして派手にされてしまう事や、グロ描写の扱い…まぁコレに関してはあんまり心配してませんが、もっと根本的な、原作のあの空気をアニメで出せるの?という点が一番気がかりです。例えば絵柄が地味過ぎて印象に残るのがグロシーンばかり…なんて事にならなければ良いのですが。そもそも、アニメ向きの題材とも思えない…ってのが正直な所だったりする程です。

まぁこの様に挙げればきりがないんですが…「寄生獣」って作品は私が一番多感だった時に出会った作品…強烈なインパクトがあった作品なのです。絵は地味、物語も割と淡々と進む…それなのに得も言われぬ緊迫感があり、当時はウブでネンネ(笑)だった物語を読むにつれこう何と言うか…どっぷりとはまり込んでしまう…そんな作品だった訳ですよ。だからこそ思い入れも一入、という奴でして…だからハッキリと申してしまえば、映像化されてしまう事が正直、怖いのです。だから、期待しないでいるのですよ。

まぁ、書いてきた様な不安材料がクリアされているのであれば、見てやっても良いかな、という気はします。今まで「おっ!?」と思っても結局食指が伸びなかった私ですから、そのハードルは高いですよ?漫画好きを自称しているのに「ONE PIECE」を頑なに見なかったり、未だに「ドラゴンボール」はマジュニア倒して終わっていれば傑作だったと思ってるへそ曲がりですからね。

…え?それって裏を返せばなんだかんだ言って期待してるって事なんじゃないか?

…か、勘違いしないでよね!!べ、別に期待なんかしていないんだからねっ!!


2013/10/27 「銀の匙」(679)9巻

さて、順調に物語が進行中の「銀の匙」ですが、今回の目玉は八軒の帰宅と母親エゾノー来訪、豚肉ファンド、そしてアキとの受験勉強と寮のパソコンウイルス感染、というのが主な内容。今回のMVPは

「エロサイトを一度ものぞいた事の無い者だけが西川に石を投げなさい」

の名言が光った別府ですね。(笑)
後、アキのこの台詞

「私にできる事があったら言ってね。なんでもするから。」

コレね、実はシチュエーションは全く違う…もっと長い会話の中で、だまし討ちみたいな感じだったんですが、中学の時にクラスメイトの女子から言われた事がありましてね…

…あの台詞、言われた時ですね。
しかも学年でもトップクラスに好みだった娘…
…あれ…いきなり言われた時…なんていうか…その…下品なんですが…フフ…勃起…しちゃいましてね…
都合の良い言葉だけ切り抜いてしばらく…余韻に浸ってました。

八軒の悶えっぷりも分かるというモンです。いや、言われると関係ないシチュエーションでもかなりドキッとする台詞ですよ、ええ。まぁ、未婚の状態で

「出来ちゃったの」

とかよりはマシなのかも知れませんが。(笑)

また、豚肉ファンドで再登場の食品科の倉田さん。引っ込み思案で大人しそうな外見とは裏腹にかなりの肉食系の様で。「色」でなく「食」的な意味で。コレが世に言う「清楚系ビッチ」って奴でしょうか。(絶対違うね/笑)

しかし、相変わらず安定して面白い漫画だと思います。アニメ化に続いて実写映画にもなるそうですが…どうなんでしょ?

今シーズンでは「クロコーチ」「ダンダリン」「彼岸島」「東京トイボックス」と多くなってますし、最近では当たり前な流れにはなってますが…どうなるんでしょ。

コチラはラノベですが、同じくアニメ化後の実写化、と言う事で「僕は友達が少ない」のキャストが既に非難轟々ですが…ねぇ?

そういや、アニメで吉野の声当てたのってソド子の人なんですねぇ。すんごい特徴のある声してる人ですが、中の人すんごい美人なんですよね。しかも双子でそっくりなお姉さんがいるんだとか。管理人と同じく埼玉出身らしいので、覇王翔吼け…ゲフンゲフンッ…応援せざるをえないですね。

…「ガルパン」ばっかり絡めてネタに、と思う人もおるやも知れませんが、だってしょうがないじゃないか、最近のアニメ「ガルパン」位しか見てないんだもの。(笑)



2013/10/22 「藤村くんメイツ」(638)完結記念

たまたま書店で1巻と2巻を手に取って、「ふーん」と思いながら博打買いした本作ですが、遂に完結です。実は紙媒体ではなくweb漫画の読み切り作品で、読者投票で連載が決まった漫画だった、というのも購入してから知った位ですし、そもそも1、2巻の段階では然程面白く思わなかった作品だったりします。でも巻を重ねる毎に面白くなって、気がつけば割と長い付き合いになていた作品です。最後までグダグダな作品でしたが、それもこの作品の魅力なのかも知れませんね。

まぁ、決してメジャーではない作品なので先ずは説明をば。

金髪の不良高校生・藤村は入学早々上級生相手に大立ち回りをして停学に。コレがキッカケでクラスらから敬遠される様になった彼は不登校となる。そんな彼は更生を目的に生徒会に強引に彼女を公募され、うやむやのうちに立候補した3人の美少女とつきあう事に…

…という、まぁ簡単に言うとハーレムモノです。

一応、ヒロインとその他の解説しておくと

藤村が再度登校するようになったキッカケを作ったエロ妄想好きな天然系不思議ちゃんの宇佐美えりこ
生徒会長だが早とちりやらドジを連発するアホの娘、占部しずる
学園のアイドルだが実は元ヤンな自称藤村の妹、弓塚すばる

の3人の彼女候補に加え、しずるの補佐…というより実務全面を取り仕切る毒舌で罠マニアなドS副会長や、ボケの一翼を担うパツキン巨乳の乾クローディア千位子、出オチ担当の御牛甲部九条院鉄鎧塚伊津茂加藤角田中松本世呂意蘇羽火甲太郎が主だったレギュラーとなります。

但し、明確な好意を寄せる3人に対して藤村の方は3人の中から彼女を選ぶ気は毛頭なく、むしろボケ倒しの3人のツッコミにゲンナリしていて、恋のライバルな筈の3人もミョーに仲が良い…というのが特徴。簡単に説明すると、「僕は友達が少ない」のヒロイン好意むき出しバージョン、と言えば分かり易いかと。

で、今回の注目は最終回の終わらせ方。コレがトンデモナイ。
先ず…選びません。しかも、一応伏線はありましたがウヤムヤのうちに1人増えて主人公が自体を把握していないまんまゴールします。結局、グダグダのまま最後までボケ倒して完結となるのです。でもコレ、良いグダグダですよ、ええ。(笑)

でもコレ、誰か選ばないから良いのかもしれません。この「藤村くんメイツ」はやや変化球ではあるのですが、まっとうなラブコメで誰か特定のヒロインとくっつけてしまうと色々弊害がでますよね。例えばラブコメの古典である「めぞん一刻」の様に軸となるヒロインがいる作品ならまだしも、ヒロイン見本市的な売り方をするハーレム系ラブコメの場合、複数いるヒロインに固定ファンがついてしまうので、振り方、振られ方、くっつき方に説得力が必要になりますよね。しかも、こういう恋愛を扱ったものの場合は万人を納得させる理由づけなんてそうそう出来る訳もない訳で。

本作と似た作品として挙げた「僕は友達が〜」にしても、最近原作で小鷹がトンデモナイ事を言い出したと話題になってますし、実の妹ENDを選んだアニメ版「俺の妹が〜」も物議を呼んでましたよね。まぁラノベに限らずハーレム(複数ヒロイン)モノの場合、

・取り敢えず1巻を買ってもらわないと話にならないのでキャラクターデザインに力を入れる
・中身が面白ければカワイイ女の子のイラストの相乗効果となり人気が上がる。
・話題性や話を広げる為にサブヒロイン的なキャラクターを乱立。
・各ヒロインに固定ファンがつき、必要以上に話が膨らんでしまう。
・各ヒロインのアピールやアプローチに対し、主人公の立ち位置が誤魔化しきれなくなりキャラ崩壊発生。
・結果、話の結び方が強引だったり不自然になり、立つ鳥後を濁しまくる事に…。

…というパターンに陥るケースって少なくないんじゃないかと。創造力に構成力が追い付かなくなるパターンですね。

そう考えると、この「藤村くんメイツ」の場合は一見投げっぱなしに見えてしまうけど、ある意味ハーレムモノの結び方に対する一つの指針…というのは言い過ぎですが、一つの方法ではあるのかも知れませんね。デッドボールすれすれの変化球なので多用は出来ないでしょうが、説得力がないどころかキャラ崩壊して「なんだそりゃ」になっちゃうよりは良いですよ。だって少なくとも本作のキャラは最後まで”らしい”まんま終わりましたからね。



2013/10/18 「砂漠のウサギ」(992)

私はアニメ関連の本…例えばコミカライズとかならともかく、設定資料集とかそういうのは買わないのですが、今回珍しくそういった類の本を予約してみました。その本は「RCで楽しむガールズ&パンツァー」なるモノ。タイトルを見た通り、「ガルパン」をネタにしたラジコン戦車の本です。まぁ、多分田宮の各スケールRC戦車とか、京商や東京マルイのトイラジコンがメインで、「バルクマンコーナー」で紹介しているヘンロンの1/16はせいぜい軽く触れられる程度だとは思うんですが、やっぱり興味出ちゃう訳ですよ。「ガルパン」にもラジコン戦車にもハマっている身ですから。(笑)
で、今回の本題はピンクのM3リーではなくピンクのIII号戦車が登場する漫画「砂漠のウサギ」です。この本、元々は作者が同人で展開していたシリーズの様で、「萌えよ戦車学校」や「どくそせん」といった美少女&ミリタリー路線でお馴染みのイカロス出版から2巻(という括りではないんですが)がリリースされています。実は別の出版社からリリースされていたんですが、その出版社が倒産してしまい一時はプレミアがついていた事もあったりします。

中身はとある理由で亜人が多く住む架空の国家・フェアリィランドの北アフリカ方面第5中隊クリス小隊所属の55号車の面々をメインに、第二次大戦のアフリカでの戦闘を描いたモノ。フェアリーランド関連の設定以外は史実をベースに展開している言わば架空戦記モノですね。絵柄がファンシー過ぎるきらいがあるのでダメな人はダメかも知れませんが、「ガルパン」辺りでミリタリーに興味を持った「ニワカ」とか「初心者」には丁度良い重さの作品です。ご都合趣味云々言い出したら架空戦記なんか読めませんしね。

作者のHPにこの作品や世界観を共有する「Nシップ」の軸となるフェアリィランドの詳細な設定があるので、興味持った人はどうぞ。

http://www.linkclub.or.jp/~wol/wolveland_index.htm

コミックスにもフェアリィランドの兵器に関する解説とかがあって、面白いんですよ、ええ。

さて、ココで「ニワカ」という言葉をワザと使ったのですが…以前も何かで書きましたが、私はこの言葉が嫌いです。最近、戦車絡みの趣味のおかげでその筋の知識も多少増えましたが、私は所謂ミリオタになったつもりもなるつもりもありません。偉そうな態度で先輩方(笑)に「ミリオタとしてのあり方」みたいなモノをネチネチと説かれるのなんざまっぴらゴメンなので。いや、今回タイミングでミリオタをネタにしましたが、コレは別にアニオタでも漫画オタでも同じ事。自分でも”はぐれもの”だとは思いますが、「知っているかどうか」ではなく「知りたいと思う事」こそがマニア、オタクとしての愛だと言うのがワタクシの持論なのです。つるんで排他的になる位なら私ゃハナっからソロを選ぶよ、と。

話が横道にそれましたが、この「砂漠のウサギ」ではある意味ファンタジーな設定を持ち出しつつ、やっている事は割とベタな戦記モノになってます。それこそ小林源文氏的な戦友愛もそこかしこで描かれていますし、戦闘シーンも中々カッコ良く描かれています。元々が同人と言う事もあるのか、パロ的なネタ…「中坊林太郎」や「北斗の拳」ネタ、「どくそせん」版バウアーのカメオ出演とかがある一方で、ロンメルが前線視察中に迷子に…と言う様な史実の有名エピソードを盛り込んだり、と「広く浅い」ミリオタを自称するうるぶりに氏らしいバランス感覚が魅力です。エピソード毎に切り取っても、命令違反して666部隊を救うという硬派なモノがある一方で、メイアの上官で中隊長のダリアさん(たれウサ耳の美人)が助けたイギリス軍の中尉に口説かれる話、果てまたアフリカのある村で井戸掘りをするフェアリーランドの女学者とイタリア軍人の話など、振れ幅が大きいのも魅力です。個人的には埼玉県民にしか分からない「十万石饅頭」ネタが好きです。(笑)

絵柄が…「ホームセンターてんこ」と同じ意味でやや古く、クセがあるのてそれだけで敬遠してしまう人もいるとは思うんですが、ミリタリーや第二次大戦史とかに興味があるならオススメの作品ですよ。まだ現段階では未完なので、是非続きも読みたい作品です。
ちなみに、本作一番の萌えキャラはワーム・ガントラクターだと思います。(笑)



2013/08/26 「ガン×クローバー(977)」

この作品を読み出した際、作品の中身について色々ネットで調べていた時に見つけたのですが、この作品のエピソードが「後味の悪い話」として槍玉に挙げられているのを発見したのです。

http://occult-atoaji.sakura.ne.jp/?p=12136

何故か名前が伏せられてますが、面倒なのでキャラクター名で記載していきます。主人公に復讐しようとした盲目の女傭兵の名はト―ラ、その師はサーリム。主人公は…主人公で良いよね。

で、ココの意見に反論と言うか、私の見解を書いてみようかな、というのが今回の主旨です。リンク先に直接書けばいい、と思う人もいるかも知れませんが、人様の土地に火種になりかねないモノを持ち込むのはあまり気が進まないし、なによりウチでやればウチのネタが増える、という事で。(我ながら自分本位だね/笑)

私が注目したいのはト―ラが主人公と初めて顔を合わせた試験会場にて、試験官の中で唯一彼女の将核に反対した主人公との会話シーン。ここでト―ラはこんな台詞を言ってるんです。

「はい…しかし私には師に教わったELSがあります。これがあればどんな状況にでも対処できます」(“どんな状況でも対処”という部分がわざわざ強調されています)

それを受けて主人公の「無駄死にサーリム」発言である、という点。主人公はト―ラの師と師から受け継いだELSへの絶対的な信頼を持っていた訳で、この言葉に猛反発する訳ですが…コレ、

「反発する事が分かり切っているのに人格否定するような事を言う必要があったのか?」
「サーリムから彼女を託されている事を何故伝えなかったのか?」
「主人公がELSの欠点を教え、鍛え直すなりすべきだったのでは?」

と色々言われてしまっているシーンですが…コレ、サーリムが何故死んだのかをト―ラに思い出させようとしたからなのでは?と思うのですよ。サーリムを絶対的な師…親とすら思っているであろうト―ラに対し、ELSの欠点をそのまま教えても、師への絶対的な信頼から意固地になる可能性だってある。だったら、敢えて師を「無駄死に」と侮蔑し、ト―ラに「何故師匠は死んだのか」…それは即ちELSに頼り過ぎる事への危険性を分からせる、それは即ちサーリムが死ぬ直前の言葉

「自分の耳を過信するな。お前は私の様な死に方をしてはいけない」

を伝えようとしたのではないか、と。
ここは多分に受け手としての想像を加味してしまっていますが、サーリムという人物は視力を失って主人公に引退するよう勧められても尚祖国の為に戦い続ける事を選んだ男…頑固で一度決めたら曲げない性格の持ち主であったのでしょう。そんな師を尊敬し、絶対的な信頼を寄せる弟子・ト―ラもまた、その信頼故他人からサーレムの言葉を聞かされたとて、余計意固地になりELSに固執してしまうかも知れない。「師の教えてくれたELSは絶対だ」という風に。それは、試験会場での彼女の台詞からもにじみ出ています。

だからこそ、「サーリムの死」に対し、「無駄死に」と言ったのかも。その「無駄死に」の意味は、彼が死んだ理由、意味を弟子であるト―ラが理解できていなかった、という意味なのかも知れません。世間一般に対するモノではなく、ト―ラ自身にとって「無駄死にになっている」と主人公は言いたかったのではないか、と。思えば、サーリムの死の間際主人公に前述の言葉を

「きつく…きつく諭してほしい…」

と頼んでいます。ト―ラの師であるサーリムには、恐らくト―ラが自分以外の誰かから普通に諭されても耳を貸さないであろう事が分かっていたのではないか、と。自分自身である意味”痛い思い”をしないと耳を貸さない…と思ったからこそのこの「きつく諭してほしい」という言葉を主人公に残したのではないか、と。そしてそんな想いを受け、サーリムの弟子にサーリムと同じ死に方をして欲しくないからこその非道とも思える態度だったのではないでしょうか。

ただ、残念な事に結局ト―ラは意固地になってしまい、主人公への復讐を果たそうとしてしまう訳です。彼の真意はト―ラには正確に伝わっておらず、結局無駄になってしまった訳ですが、少なくともこう考えると、主人公の行動に一貫性みたいなのは生まれるよね、と。

勿論、私のこの考察が正しいとは限りません。もしかしたら、主人公は胸糞悪い支離滅裂野郎なのかも知れませんし、それは受け手側の想像の自由かと思いますし、私のこの意見なぞ「あ、そう」で終わらせちゃって良いモノです。

ただ、こんな風に提示された物語をそのまま受け止めるだけではなく、より突っ込んで「行間」…いや、漫画ですから「コマのスキマ」と言うべきでしょうか?そういうのを想像や妄想で埋めていく、という作業って堪らなく楽しいんですよ、ええ。



2013/08/19 「森田さんは無口」(400)

今回は変則的な話題かもしれません。
「森田さんは無口」の最新巻である7巻がもうすぐ発売ですが、今回盆休みが結構長めだったのでテレビアニメ版を見てみましたよ、というのが今回のネタです。ココでもネタにした位ですから、アニメ化したという事は知っていたのですが、色々と驚かされる事に。漫画でも小説でもそうなんですが、原作が気に入っていればいる程映像化作品は敬遠しちゃうタイプなのですよ、ワタクシ。(笑)

先ずビックリしたのがこのアニメが5分枠アニメだと言う事。オープニングとかあるので実質本編は3分程度。1クールずつ二期放送されているんですが、そんな訳で映像ソフトも全13話がDVD1枚ずつでリリース、という形。しかもブルーレイでのリリース無し、という…とことんローコスト仕様になってますな。(笑)

なんでも、この作品は所謂制作委員会方式ではなく、原作漫画の出版社である竹書房の完全自主制作になってます。同じく4コマ誌を出版している芳文社の4コマ漫画は盛んにメディアミックス化されてますが、竹書房は大分遅れをとっている感じだった訳で。で、この「森田さんは無口」がそこそこヒットした事で4コマ漫画原作の5分枠アニメ、というのを今後積極的に展開していくようで、同じような形態でコチラも「100選」にて紹介済みの「スパロウズホテル」が続いている訳ですね。ニコニコ動画とかとも連動しているらしく、結構良い作戦だと思うんですよ、コレ。4コマ原作だと、30分枠だと間延びしてしまいがちですし、色んな作品がアニメ化して原作の漫画と良い相互関係が作れると面白いと良いですよね。(で、売り上げ向上の暁には「Smileすいーつ」の未収録分のリリースをお願いしたいぞ/笑)

で、中身ですが…原作にはかなり忠実です。掲載順とか考えるとバラバラな所もあるんだと思いますが、基本一話完結なので気になりませんね。個人的に好きな教育実習生の浜先生のエピソードや、森田さんが昔激怒したエピソード等があったのが嬉しかったり。雪乃姉さんが出てこないのが残念。後、唯一の挿入歌「冷凍イカの歌」が面白かったです。

キャストの方は、個人的な嗜好では千尋がややイメージと違ったかな、という印象。森田さんが「ゼーガペイン」のカミナギの人、美樹が「東京鬼祓師」のいちるの人、というのは分かりましたが、他はサッパリ。(苦笑)メガネ娘役の人はAKBの人らしいんですが、「スケットダンス」の妹役やった人よりは全然マシ。フツーに上手かったです。後、森田さんのファンの二人に名前が付いていたのがビックリ。(笑)

ちょっと「惜しいなぁ」という描写はあったんですが、原作同様嫌味がない作りで好感が持てました。ただ、コレが30分枠だったらキツイだろうな、というのも感じましたね。ただ3分枠だとトイレ行っている間に1話終了、とかなのがまとめて視聴するには難点かも。DVDのキャストコメンタリ―も、「ガルパン」のキャストコメンタリ―以上にあんまり作品には触れず雑談になってました。(笑)

最後に、1期のオープニング、どっかで聞いた事があると思ったら、リンドバーグの曲のカバーなんですねぇ。時間の都合かサビの部分だけなので調べるまで気がつきませんでしたよ。2期のオープニングもアイドルソングっぽいんですが作品イメージにあった可愛らしい曲だったので、フルサイズでも聞いてみたかったのですがCDとかリリースされていないのが残念かも。ちなみに1期のはシングルカットはされてませんが、歌手のアルバム内に収録されてます。

総論ですが、今までならね、こういう女子主人公の漫画とかアニメって手を出さなかったんですがね、「100選」始めてから積極的にネタ集めしなくてはならない都合、こういった物に対しカッコつけたり偏見であったりが薄れたのは、まぁこうして良い出会いをさせてもらったので良かったのかな、と。今後もこの竹書房の5分枠アニメ、機会があったら見てみたいと思いますよ。


2013/08/14 「PEACE MAKER」(290)

以前、この「クローズアップ」で「PEACE MAKER」の第二部突入を受けてこんな事を書いてしまっていました。

ニコラが主人公になったからといって何のてらいもなくスポットバーストショットとか使いだして、それを使える理由を

「彼の技を間近で見ていたから」

なんて片付けられると…興ざめですよね。

…使い始めちゃいましたね、スポットバーストショット。ホープから継いだホワイトウイングに”不殺”の誓いを立てるニコラですが、銃士としての師匠はホープではなくコニー…才能はあった、という事なのでしょうし、実際ホープの技を間近で見ていたのは事実なのでしょうが…やっぱり興ざめです。ニコラにはホープとは違うスタイルでホワイトウイングを使いこなして欲しかったですよ、私は。

まぁ、コレ…仕方ないかな、と思う点もまぁ、あったりはします。第一点として、皆川先生、今までの作品でも銃火器を登場させた作品が全くない訳ではなく、むしろ殆どの作品に出てくるのですが、それを主軸にしたバトルを描いてはいないんですよね。「ARMS」や「D-LIVE!」の場合はむしろ主人公の能力に対する引き立て役的な使われ方でしたし、題材的に一番銃を使いそうな「スプリガン」でも最終的にはナイフも含めた格闘術メインだった訳で。そういう意味ではメインとして銃火器を魅せる、というのは案外不慣れなのかも知れませんね。

更に言えば、銃自体がステゴロや剣といったモノより描写する上で融通が利かない、というのもあるでしょうね。基本、引き金引けば弾が真っ直ぐ飛んでいく、というだけのシロモノな訳で、ステゴロや剣といった武器に比べ、絵としてのケレン味を出し難いってのがあります。、二挺拳銃やら寝かせ撃ち、さもなくば”スポットバーストショット”みたいな技に頼っちゃうのかな、と。技に走った代表例が「リベリオン」のガンカタですよね。

個人的にはニコラが自分を狙ってきた殺し屋のジムコ兄弟をコニーと共に返り討ちにしたエピソードが非常にホープとニコラの違いを強調してくれていたのでね、ホープとニコラの個性分けに期待していたのですが…現状ではどちらも天才という形でスポットバーストショットで片付けられちゃっているのが残念なのですよ、ええ。

クソ真面目に描くとホントつまんない絵にしかならなくなっちまうんですよ、銃って。でも、世にはガンアクションをウリにした面白い漫画ってのは結構あるんです。そこはほら、戦術と腕…ではなくね、作家のディフォルメの手腕なのだと思います。如何に説得力を持たせつつ上手に嘘をつくか、ですよ。

ただ、それにそれなりに精通していないとアクションシーンに説得力が出せない、という点。コレは重要なんじゃないかと。

例えば、何かのライトノベルでは装弾数が7+1(モデルによっては9+1までありますが)、かつ反動がキツイマグナム弾を使用するデザートイーグルにあろうことか”三点バースト機能”と”フルオート機能”を付けたシロモノを出してるらしいんです。コレ、仮に装弾数7+1のモデルであったとしたならば、マトモに3点バーストが出来るのは2回のみ。フルオートなら言わずもがなですよね。コレが、バーストやフルオート機能を使う時は背中か何処かに隠していた50cmはあろうかという超ロングマガジンに交換して、反動に関しても「そいつがスゴイ奴だから制御可能」って事で済ませちゃわないで、グリップにアタッチメントを使ってストックを取り付ける…なんて描写があったら…少しは説得力増すと思いません?更に、ストックつけてもフルオートで撃ち過ぎると後ろに吹っ飛ぶ、とかしたらケレン味も出ると思いません?

いやね、銃の知識がない人相手にする分にはあってもなくても変わらないかも知れませんし、そもそも「コレはファンタジーです」で終わらせる事も出来るとは思うんですよ。ただ、”デザートイーグル”と実在する銃の名を名乗ったのなら、それ相応の工夫をした方が説得力があるし、ガンマニアとかだって「無茶苦茶だ」なんて言いつつ許してくれると思うんですよ、ええ。

コレが上手かったのが石川賢先生。「ゲッターロボ」で敷島博士が作った、外観は普通のリボルバー(S&WのM29だと思う)なんだけど実は散弾仕様で、シリンダーもマグナム弾よりショットシェルの方が太いので6発仕様ではなく3発になっていたり、コレと同じ形のリボルバーを「ゲッターロボアーク」では拓馬がシリンダーを外してベルト給弾で連射していたり、と描写が面白いんですよ。

皆川先生のもう一方の連載「ADAMAS」が、今(というか最新コミックスで)スゴイ展開になってるので、「PEACE MAKER」の方も更に頑張って欲しい所です。


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